◎15.エコロブレード
エコロブレードは新馬戦での二の脚が速く、逃げようと思えば逃げられたはずです。
「砂を被せてレースをという指示でした」という話で、敢えて控えたようですが、砂被りが全く駄目。
完全に離れた最後方まで下がってしまいました。
ところが終いは伸びていたようで、上がり39.4秒はメンバー3位タイ。
残り600ｍ地点ではズルズル下がって離されていたので、正味、終い2Fだけで上がり3位まで数字を引き上げた計算になります。
まともに走れば力があるところを示したと言えるでしょう。
今回は15番枠。
テンが速いことからも砂を被る危険性は相当に低く、ここは逃げか番手からスムーズな競馬が叶うでしょう。
追い切り内容も良化しており、まともなら勝ちまでありそう。
頭まであると考えて本命とします。

○1.メイショウソムリエ
メイショウソムリエの前走はかなり良い馬が揃っていて、L3は13.1-12.9-12.8と加速ラップになりました。
4角では外から手応え抜群で進出してきて、勝ちそうな勢いでしたが、内を通した馬に差されてしまいました。とはいえ、この馬も終い止まっている訳ではないので、素直に高く評価できます。
デビューから3戦全て出遅れていたので、スタートが改善したことも好材料です。
前々走はハイペースを早めに進出していきましたが、タフなダートだったので進出でかなり脚を削がれてしまったという印象。出遅れも響きました。
新馬戦はラタフォレストが好タイムで圧勝したレースで、1.1秒差だったとはいえ、この馬も水準以上に走れています。
人気を分けるであろう6.フェルメールの方は前走、東京ダート1600ｍで高いタイム指数で走っていますが、近い着差の馬がさほど走れていないので、距離延長も含めて対応できるかどうか。また、前走で-12キロと減らしてしまった上で、中3週のローテ。戻っているという話ですが、この中間は馬なり2本のみで、楽をさせている感は拭えません。
メイショウソムリエの方が上と見て対抗にします。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。