東京ダートは土曜から含水率が上がりました。
土曜に引き続き凍結防止剤の影響を受けてタフな馬場になっています。
基本的には大型馬が好走しています。
ここは馬体重まで確認した上で予想を出します……！

◎6.クリスタルウエイ
クリスタルウエイは前々走が休み明け。
レースは1F長かったのもあったでしょうが、早々に息切れしてしまいました。
叩いた前走は出遅れて後方からに。終いは上がり最速の35.4秒を使っており、12着とはいえ、勝ち馬とは0.7秒差。復調気配は伺えました。
東京ダート1400ｍの3走前は再ブリンカー着用で挑みました。
スタートを決めて先行できた通り、効果はあったようです。
直線では2番手まで浮上して、勝つかと思わせる内容。最後は息切れしたものの、現級で通用するところを見せました。ここで人気のキャンディドライヴとは0.1秒差でした。
この時、鞍上が「もう少し砂を被せてフワフワさせた方がいい脚を使います」と述べていました。
今回もブリンカー継続で挑むので、この時の反省を生かして乗ってくれるはず。
また、馬体重も-8キロと絞れてきて上積みも期待できます。
幸いにして内枠で、人気のハードワイヤードが逃げそうなメンバー。
インの好位で砂を被せて運べるでしょう。
吉田豊騎手は基本的には強気なタイプ。
オッズ妙味も考えて本命とします。

○8.ハードワイヤード
今回は先行脚質の馬が少ないので、この馬がすんなり先手か先行策をできるでしょう。大型馬で信頼感も高い。
前走は3F通過34.4秒で、4F目も11.8秒でハイペース。
結果は先行脚質の馬が残せていますが、これは先行馬が強かったから。
差し馬に屈する形の2着で、エアメテオラを交わしているのなら十分に強い競馬をしています。
前々走は上位6着までが全て余力ラップ戦の勝ち馬か、僅差負け経験のある馬で、相手も強すぎました。
3走前のユニコーンSは超ハイペース。1F長かったこともあり、致し方ない敗戦。
4走前は世代限定1勝クラスで実力馬が揃ったレース。
差し有利のハイペースを、先行して押し切ったのは評価できる内容でした。
実力最上位で、ここは軸として最適でしょう。

▲7.キャンディドライヴ
前走は相手が強すぎました。
勝ったシアージストは上のクラスでもハイペースの逃げを打って大きく崩れていません。2着のシラキヌは新潟ダート1200ｍの1勝クラスをオープンレベルの時計で圧勝した馬です。終い猛追する好内容でした。
前々走は差し競馬の中、先行して2着に残しました。
3走前は最後の最後にクリスタルウエイに先着。
4走前でもクリスタルウエイの追い込みを凌いで先着しました。
こちらは休み明けで+10キロ。
クリスタルウエイが絞れてきただけに逆転される危険性が高いと考えて3番手推奨に留めました。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。