世代限定戦の1400ｍ。
逃げ・先行タイプが揃ってペースが流れる条件は揃いました。
ここは差せる馬から狙います。

◎10.タイセイフェスタ
未勝利勝ちはL2が11.0-11.2。3F通過35.7秒なのでペース補正でL2基準から外れますが、L1基準をクリア。
スタートは出遅れ。直線では空いたインをスムーズに突けるという運にも恵まれましたが、最後は抑える余裕もあり、完勝だったと言えるでしょう。
前々走の黒松賞は3F通過が34.0秒と馬場を考えれば明確に遅いペースに。外々を回るロスがありながら上がり最速をマークしたのなら評価できます。
前走は出遅れて、またしても外々を回るロスが響きました。加えて、4角で外に振られる不利もありました。中山で33.9秒の上がりをマークしたのなら優秀です。
問題は1400ｍだと誰もが考えるでしょうが、余力ラップの中でも優秀な数字で1200ｍを勝っているだけに、今はこなせると考えています。
また、新馬戦はインを突くも、前の馬にインに入られて追えなくなりました。
2戦目に関しても、直線で内にモタれていました。この時、鞍上の内田博幸騎手が「しっかりすればもっと脚を使えるようになる」と述べています。
1400ｍで走れなかった原因はあるので、あとは練習しているというスタートを決めさえすれば、終い伸びてきてくれるでしょう。

○4.ソンシ
ソンシの新馬戦はL2が11.2-11.3。3F通過35.8秒なので、こちらもペース補正でL2基準からは漏れますが、L1基準をクリア。
好発を切り、直線では手応え抜群で、追い出したのは残り200ｍ付近からで完勝。
前走の万両賞は3F通過が33.8秒のハイペースに。このペースを先行して、ゴール寸前まで粘り込んだのは好内容。1.20.8も好時計で、ここも崩れないでしょう。
ハイペースに巻き込まれさえしなければ。
軸として信頼できると考えて対抗とします。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。