小倉芝1800ｍは基本的には内枠先行有利なコース。
冬場で差しも利く想定ですが、2000ｍ以上で差し決着が多くなるはず。
1800ｍまでなら内枠先行有利になる可能性も少なくなく、人気馬がこぞって外枠に入ったここは内枠先行を狙います。

◎6.バロックダンス
バロックダンスは条件が好転。
前走は開幕週の福島芝1800ｍで15番枠。初角まで短い内枠有利のコースなので、外枠から位置を取ろうにも取り切れず、半端な位置になって失速しました。1000ｍ通過59.6秒も速くて2着以下には差し馬が台頭。
陣営によれば「輸送して体が減り、力を出し切れなかった」という話。実際、-18キロだったので度外視で構わないでしょう。
今回は小倉に早めに入厩、状態も良好だそうです。
前々走も内枠有利の中山芝1600ｍで大外枠。
レースは終始、外を回される苦しい競馬に。内枠勢での決着になりながらも、かなりの強豪相手に0.8秒差なら頑張っています。なお、ここで人気のレッドバレンティアは出遅れて5着でした。
3走前はすんなり逃げて4着に好走。
デビュー2戦目では余力ラップでタイム差なしの2着に頑張っており、1800ｍは守備範囲です。
ここ2戦は外枠だから行けなかっただけで、テンの速さはここでは上位。
逃げか番手で、なるべくペースを落としさえすれば、粘れると見ます。

○4.ブルーウィン
相手にも内枠先行馬を狙います。
ブルーウィンの前走は大外枠で終始、外を回されての敗戦。度外視で構いません。
前々走は1000ｍ通過59.6秒と、稍重の福島としてはハイペース。
外から直線で先頭に立ち、一旦は完全に抜け出したものの、終い13.1秒とさすがに失速して2着に。
3走前はバロックダンスと共に8枠を引いて外を回される苦しい競馬。ペースも速かったので度外視で構わないでしょう。
未勝利戦は京都芝1800ｍで好タイム・好ラップで逃げ切り勝ち。
力はあり、巻き返す条件も整いました。

▲7.ハレアカラフラ
この馬は2.3走前がオーバーペースでの先行。度外視で構いません。
前走もペースが速かったのですが、逃げて0.2秒差4着なら好内容です。
未勝利戦は稍重で時計の掛かっていた阪神で逃げ切り楽勝。上がり最速でした。
今回、3キロ減も恵まれるはずで、3番手推奨とします。