京都ダートは含水率が1.5％。
差し馬場だった先週よりも低くなっており、先週以上に前が止まって差しが利く可能性が高いだろうと考えています。
未勝利戦なら前も残るでしょうが、差せる脚を持っている馬がベター。

◎12.ジーサイクロン
ジーサイクロンの前走は、押して先行態勢に入ったものの、初角でかなり大きな不利がありました。角度的に確認しにくいものの、前の馬がズルっと下がってきたアオリを食らったようで、本馬は頭を上げて外に膨れてしまいました。
このレースは後半4Fが50.2秒でタイム指数も高い超ハイレベル戦でした。
2.2秒差の7着だったとはいえ、不利もあった上で水準レベルの指数では走破しているので評価します。
不利さえなければ、外から先行できるはず。鞍上の松山騎手も先行してくれる騎手です。
一回使っての上積みもあるようで、外枠から出して行けるここは最上位評価。
タフな馬場とはいえ、すんなり先行すれば、前走を大きく超えるパフォーマンスを出せるでしょう。

○3.ニホンピロゴルディ
ニホンピロゴルディは2戦目が好時計だったロードフォアエース戦で、本馬もここではそう悪くないタイム指数で走破しています。
前々走は後半4Fが50.8秒で、今の時期の未勝利戦としてはレベルが高い方です。3着アーマルコライトはダートで一度も3着を外していない馬で、これに0.1秒差なら評価できます。
追走力が全くない点が課題ですが、前走とて後方から0.9秒差と健闘しています。
タフな馬場が味方した面もありますが、今回はよりタフな差し馬場になってこの馬の差せる力が活きるでしょう。

▲6.ミグラテール
ミグラテールは2走前からブリンカーを着用して進展あり。
前々走は出遅れて後方からになりましたが、上がり最速をマークして0.8秒差。
前走はスタートひと息も外に出してリカバー。
結果、差し決着になって失速したものの、0.6秒差なら悪くはありません。ニホンピロゴルディにも先着しているだけに、3番手評価とします。

△5.ハッピーマインド
ハッピーマインドは前走、終い急追。
タフだったダートで上がり2位の脚を使えたのは進展が伺える内容でした。
2走前は未勝利では上の力を持ったアリエスキングが勝ち、3走前は後半4Fが50.1秒と速くなったハイレベル戦。
離されていては高く評価できませんが、当時よりも相手は弱化。
前走を評価して4番手推奨とします。