◎14.メイショウシナノ
メイショウシナノは未勝利勝ちが非常に優秀で、終い11.9秒の脚を使って4馬身ぶっ千切りました。
特別、ペースが遅かった訳でもないのにこの終いを使えるのは相当な器だと評価していました。
前々走は他馬に迫られる場面があり、結果的に2馬身差の完勝だったというのに不満を感じたほどです。
休み明けの前走はいくらなんでも走らなすぎました。
まず、本来の行きっぷりの良さがなく、早々に後退。
これは休み明けが影響したと思うしかありません。
今回は徹底逃げ馬は不在も、前走、1800ｍに延長したモズブーナーが逃げるはず。他、先行馬も多数で、2勝クラスなら差しが決まりそうです。
その点、メイショウシナノはスタートで躓いたダート初戦で思い切り砂を被りながら36.5秒の高速上がりを使っているので心配はありません。
とにかく、デキだけ。
私の見ている新聞ではタイガースパークが3番人気想定ですが、これよりは上の馬だと思っています。

○11.ロードトラスト
ロードトラストは1勝クラスの時、内枠で盛大に飛んだので、外枠がベターでしょう。
逃げ差し自在で、ここは川田騎手が展開に応じた競馬をしてくれるはず。
前走は力あるダディーズウォリアを捉え損ねる競馬で、前々走は差しの届くラップで3着はむしろ強さを示しました。勝ったヤマニンウルスが格上すぎただけです。
陣営は「毎回成長を感じるとジョッキーは言ってくれています」と述べていて、ここも崩れそうにありません。

前走が圧巻だった2.メイショウコガシラはスムーズに運べたメリットが大きかったと感じています。スタートが不安定な馬で、たとえ好発を決めても外から被されそうな枠で強調はしにくいです。
ロードトラスト対4.タイガースパークなら、ほぼロードトラストが先着すると見ています。
メイショウシナノが来るならロードトラストとの一点で大丈夫と判断しました。