◎2.イルザ
イルザは前走、印こそ打たなかったものの、坂路自己最速ということでウマい馬券で言及しました。
3F通過が34.7秒と速くならず、また、終いが12.4秒と前も止まらなかった中、インをサバいて後方から最先着の4着。
この前走は勝ち時計が同日2勝クラスよりも上で、イルザの走破時計は2勝クラスに入っても3着に当たるもの。
評価して良いでしょう。
今回は行く馬が揃いました。前走逃げたプラティクレール、2番手のスマートオリーブに加えて、リングストゥワイス、初ダートのシェーンプリマー……。
ペースアップして届く順番だと判断します。
前々走は出遅れが響きました。
3走前は3F通過が35.0秒と遅かったのですが、その後が13.0-12.5-12.3と加速する優秀なラップでした。
イルザはスタートで接触、直線では進路を切り替えるロスがありながら差のない3着と力は確か。
陣営は「体質が弱くて間隔を詰めて使えなかったが、今回続けて使えるのはいい」と述べており、前走時に坂路自己ベストをマークした通り、デキ自体上向いているのでしょう。
中山ダート1200ｍは年々高速化してきていて、かつてほど外枠有利でなくなっています。差すならインからの方がベター。
間に合うと判断します。

○9.カフェブルーム
カフェブルームは初ダートだった前走の内容が良く、3F通過36.5秒のスローでしたが、後半2Fは11.6-12.0と芝並みでした。
芝を使っていた時のテンの速さからある程度位置は確保できるはず。
前走、砂被りを上手く避けていたので揉まれた時だけが不安ですが、今回も外目を先行できると見て。
長期休養明けになりますが、堀厩舎で、まだ4歳となれば上積みの期待の方が高まります。
鞍上のキング騎手も日本に適応できています。

▲7.コウユーママニニテ
こちらは1年以上の長期休養明けでさすがに単穴まで。
とはいえ、追い切り内容からは仕上がっていそうです。
前走は後半2Fが11.9-12.3という全く前が止まっていない流れを上がり最速で差してきて地力自体はかなり高いと考えています。
とにかく力が出せるかどうかだけ。

あとは逃げ馬の扱いが非常に迷ったのですが、トリガミ覚悟で2頭押さえます。

☆3.スマートオリーブ
☆13.プラティクレール
前走、プラティクレールが逃げてスマートオリーブが2番手でした。
ただ、スマートオリーブは出がイマイチで、プラティクレールは好発。その差が出ただけに思います。
スマートオリーブは3走前にテンの1F11.6秒で逃げました。この時のメイショウナナクサ戦は、ハイペースなのに加速ラップだったハイレベル戦としてマークしています。2走前は内の馬に譲った形になりました。今回、出さえ良ければ、秋山稔樹騎手が逃げそうで、どうなるか。
プラティクレールの方は前走より前は評価していなかったのですが、前走が好ラップ・好時計。4歳で成長している可能性もあり、甲乙つけがたいのが本音。
力差はそうないと見ていますが、スマートオリーブの方がかなり配当が付きます。
2頭ともワイドで押さえておくことにしました。
コウユーママニニテかカフェブルームのどちらかは来てくれると踏んでの判断です。