最内枠のナウズザタイムに、初ダートのハイランドリンクス、アルタビスタらが絡んでいってペースは流れそう。
日曜深夜に少し降雪があったようですが、引き続き差しは届きやすいだろうと予想します。

◎13.ヒラリーステップ
ヒラリーステップは未勝利時代、強敵相手に好走してきた馬です。
未勝利勝ちは不良馬場だったとはいえ、後半4F49.8秒と速くなった中、実力馬のマーゴットミニモを競り落としました。
この好内容から昇級戦では3番人気に推されましたが、早々に手応えを失ってタイムオーバー負け。
能力以前の問題なので度外視で構わないでしょう。
立て直した前走はインを手応え良く進出したのですが、手応え程反応が良くありませんでした。最後までジワジワと伸びて1.1秒差。
着順ほど悪い印象はありません。
道悪巧者とはいえ、良馬場にも対応して好走してきた馬。
未勝利の内容からは昇級の壁はないはずなので、今回はひと叩きの効果を見込んで本命とします。
改修後の京都ダート1800ｍは外枠有利が顕著。
今回は差してきやすい好枠です。
また、追えないタイプの柴田大知騎手から川須栄彦騎手に乗り替わるのもプラスに出るでしょう。

○14.ピッチパーフェクト
自分からマクれるタイプの馬。
ここ2戦は自ら動いたことでペースアップ。どちらも0.1秒差とさほど負けてはいませんが、自らペースを早めに引き上げている分、交わされています。
今回は天下の川田騎手が鞍上。
動かなくても自然と差せる形になるかと予想していますが、どう乗ってくるか。
強力な4歳馬が勝ち上がってほぼいなくなっているので、多少無理しても好勝負になるとは思います。
天下の川田騎手に任せておけば問題ないでしょう。

▲15.ノッテルーナ
ノッテルーナは昨夏の外差し天国だった札幌ダートで、2度とも内枠から好走しました。
道悪で走ることが多い馬ですが、良馬場の方が良いタイプです。
そもそも良馬場の方が前が止まって差しやすい面もありますが、勝ち上がった未勝利戦は終い12.8秒と前も止まっていない中での差し切り勝ちです。
昇級戦の前走は重馬場でかなりの高速馬場に。
1000ｍ通過64.2秒で完全に前が残る展開の中、後方組で最先着は評価できる内容です。
目処は立ちました。
スタートが速くないので後方からになると思いますが、それで届く展開・馬場になるかどうかでしょう。