◎3.ポッドロゴ
ポッドロゴは前走・カトレアSで本命を打った馬ですが、芝スタートで行き脚が付かず。
直線も窮屈なところに入り、なかなか追い出せませんでした。
その間に上がり最速の3着馬に先に行かれてしまいましたが、終いの伸び脚はこれと互角。
0.5秒差とそう差はなかっただけに勿体ない敗戦だったと見ています。
前々走はダートスタートで行き脚が付きました。
ラスト4Fは50.1秒で、このメンバーでは1番の数字。
ラスト2Fも12.3-12.5で余力は十分にあります。
世代限定のダート1勝クラスはペースが流れやすいので、前走、控えて好走できた点も強調材料です（今回は少頭数なので流れるか不透明とはいえ）。
能力ナンバー1と見て本命とします。

○4.ハリウッドパーク
ハリウッドパークの前走は、ラスト1Fが12.3秒で余力ラップ基準をクリア。
砂を被っても全く問題がなかったのは強調材料です。
前々走は相手が強く、勝ったイーグルノワールは3連勝で全日本2歳優駿でも2着した馬。2着エートラックスは距離短縮で先週、勝利を挙げました。5着アンモシエラはもちの木賞を勝利。
相手比較から上位の力を持っています。
差しの決まる展開なら。

▲2.エイカイソウル
エイカイソウルの前走はラスト4Fが50.7秒。
相手には恵まれたように思いますが、終い抑える余裕があり、勝ち時計もポッドロゴより0.1秒速いので力はあります。
前走は内枠ながら、砂を被らないように上手く乗っていたので、2番枠で揉まれた時が心配。

△6.バロンドール
新馬戦はラスト2Fが12.8-12.2と大きく加速するラップになりました。
残り200ｍで内から突き抜けた、全日本2歳優駿の覇者・フォーエバーヤングの強さが際立ちましたが、3着のこの馬も外を進出する形で悪い競馬ではありませんでした。
2戦目はハイペースで5F目から13秒台が続きましたが、バロンドールは残り200ｍを切ってから楽に差し切り、抑える余裕がありました。
ラスト1Fは13.2秒ですが、この馬だけは余力ある勝利だったと言えます。

☆5.タケノシンセイ
前走はスローペースで、ペースアップも遅いレースになりましたが、ラスト2Fが12.7-12.7の持続ラップを差し切った点は評価できます。
ただし、稍重でのラップだったので、上位に比べれば1枚落ちると考えています。