テンの速い馬が少ないメンバー構成。
揉まれ弱いけれども楽に行ければしぶといリースタルが主張する形でしょうか。

◎15.アクションプラン
前走は大敗ですが、残り100ｍ付近までは粘っており、そこから逆噴射。
原因はよく分かりませんが、以前から「揉まれ弱く砂を被ると嫌がる」という話。
今回はずっと砂を被っていたので、集中力が完全に途切れたのかもしれません。
前々走は芝なので参考外。
1勝クラス勝ちはラスト4Fが48.2秒で、ラスト2Fが11.8-12.1と良馬場としては相当速いラップで勝利を収めました。
未勝利時代はかなり骨っぽい相手と互角に渡り合っていました。
特に6走前は、2勝クラスで2着があるペンティメント、すでにオープン入りしたブライアンセンスとタイム差なしの接戦を演じました。
2勝クラスが壁になる馬だとは思えません。
休んで立て直してきたことや、外枠替わりでスムーズに競馬を運べることから、今回は改めて期待します。

○4.グランサバナ
前走は緩い流れを先行して展開には恵まれていますが、上位3頭はかなり素質ある3歳馬で、それらに次ぐ4着なら高く評価できます。前々走で同着だったパーサヴィアランスにも先着しました。
前々走はハイペースを先行。
控えていたパーサヴィアランスとのデッドヒートで同着でしたが、展開不利だったのはグランサバナの方です。
今回、またしても展開に恵まれそう。
揉まれる競馬になっても問題ないので、4番枠も大きな不利にはならないでしょう。

▲14.エスティメート
休み明けですが、5本乗り込んで時計もこの馬なりに出ています。
近走安定している馬で、前走はスローで前を捉えきれず。
前々走はペースが流れましたが、勝ったゴールドバランサーが1枚上でした。
3走前もスローで前を捉えきれなかった形に。
4走前は最内枠から出していきましたが、外枠勢が殺到して位置を悪くしました。
今回はアクションプランに付いていく競馬をしてくれば、自然と浮上してくるでしょう。
外枠も有利で、位置を悪くする危険性も減りました。

△12.リースタル
とにかく楽に行ければ、しぶとい馬で、ここでは楽な逃げが叶いそうなメンバー構成です。
前走は前に2頭いた上に、外からもプレッシャーを掛けられる苦しい競馬に。
前々走はスマートサニーを行かせての2番手から。一旦は先頭に立ちながらも差し返されましたが、好内容でした。
3走前は完全な差し決着で度外視。
4走前はスローの逃げに持ち込み、ライオットガールの決め手に屈しただけです。
不安は休み明け。
休み明けで3本のみというのは如何にも少なく、時計も出していません。
ただし、前々走の休み明けの時も4本と少なかったので（時計は出ていましたが）、案外走れる可能性もあると見ます。