◎1.ラリュエル
行く馬自体は少ないのですが、ラリュエルの出方がカギ。
折り合い面に課題の残る馬で、あまり逃げたくはないようですが、テンが速いので行く可能性は高いと考えています。
ウインスノーライトの逃げで2番手に控える形もあり得ますが、いずれにしても今、スローペースで運べるかどうか微妙な馬です。
2番手だと掛かり気味に突っつく形になりそうで、ペースはある程度引き上がるだろうと予想します。

前々走・ユートピアSはハイペースで、3番手で何とか我慢できていました。
地力とハイペース耐性の高さで2着に好走。
3走前が非常に強い内容で、追いかけてきた馬を潰すハイペースの逃げで押し切りました。
かなり掛かっていながら押し切ったのは高い地力の証。
ハイペース耐性の高さも見せています。
このレースは2000ｍでしたが、1800ｍなら容易には止まりません。
前走の1000ｍ通過57.1秒はレアケースで、完全に度外視。
ここは地力の高さで粘り込めると考えて本命とします。

○2.ヘッドオアテールズ
前走・元町Sはあまりにもペースが速くて、二桁通過順の馬が上位を占めたレース。
ヘッドオアテールズはインに潜り込んで上手く競馬が運べたにしても、6.7番手から4着に来たのは非常に強い内容。
ハイペース耐性の高さを見せました。
距離短縮も想像以上に良い方向に働いた印象です。
今回、ラリュエルがハイペースを刻んだ場合、共存する可能性が最も高いのはこの馬でしょう。

下手に手を広げる必要はないと考えて、ラリュエルの単勝とヘッドオアテールズ相手の馬連・ワイド一点で勝負します。