中京芝は8Rまで確認しましたが、だいぶ外差しが決まってきています。
中京芝2200ｍは差しが利きやすい舞台。
少頭数だと前が残ることも少なくありませんが、外差し馬場＆先行馬が揃ったメンバーということで差しは届くだろうと予想しました。

◎1.デルマグレムリン
デルマグレムリンは全く追走できないタイプでしたが、近走は比較的位置を取れるようになりました。
前走ではハイペースを早めに進出するというかつてない競馬をしました。
ハイペースの中、早く動きすぎたところもあって5着に破れましたが、好時計の決着には対応できました。
前々走は中盤の緩みが大きく、ラスト2Fだけ11秒台になるラップに。
この展開では差せません。
上がり最速をマークして0.4秒差まで詰めたことだけ評価しておけば問題ないでしょう。
3走前はハイペースになり、追走した組もバテて差しにくくなりましたが、上がり最速の35.8秒を使って猛追。
次点の上がりは36.5秒と非常に掛かっていたので、この上がりは評価。
容易にはバテません。
4.5走前は差せない流れだったので仕方ない結果です。
6走前が好内容で、ハイペースで全馬失速するような流れの中、ここでも次点に1.2秒差も付けるダントツの上がりで猛追しました。
高速馬場・低速馬場問わないタイプで、今の外差し馬場を活かして突っ込んでくるだろうと予想します。

○5.マイネルエンペラー
3歳馬ならこの馬。
中京芝2200ｍでは重馬場でショウナンバシットの2着があります。
相手も揃っていたので、ここでの2着は少頭数とはいえ評価できます。
若葉Sや青葉賞でもそう崩れておらず、1勝クラスでの上位は明らかです。
2.3走前は1勝クラスとはいえ強力3歳馬がいて勝ちきれなかっただけで、戦ってきた相手はハギノアルデバランよりも上。
1番人気でもおかしくないと考えている馬ですが、負けてきたことで手頃な人気に落ち着いてくれたように思います。
高速馬場にも対応できますが、ゴールドシップ産駒なだけに上がりのかかるタフな馬場の方が勝ち切りやすいでしょう。
実際、前走は時計が掛かってきていたので、34.5秒の上がりで勝ち切ることができました。
相手関係は昇級とはいえ、楽になっているくらいの低レベルメンバー。
ここは勝ち負けできるでしょう。