◎3.エリカヴィータ
エリカヴィータは前々走からブリンカーを着用。
その前々走・メイSはペースの速さから位置は取れませんでしたが、インをロスなく立ち回って5着に好走。
コスタボニータに先着しているのだから通用するはずです。
前走・府中牝馬Sは速い上がりに対応できなかったという内容ですが、出負け気味からリカバリーして先行できた点を評価します。
速い上がりを使えないことからも東京よりは中山向きでしょう。
昨年のターコイズSは0.3秒しか負けていません。
ここは外のバジオウが逃げ宣言を出しています。
中枠のショウナンマグマは昨年、ハイペースを2番手から押し切っているだけに位置を取りたいはず。
オールパルフェもマイペースで逃げたいと述べています。
スローになりやすいコースとはいえ、ペースは流れそうなので中団やや前目辺りで競馬ができれば、堅実に差してきてくれると考えています。

○1.フライライクバード
フライライクバードは前々走からセン馬になりました。
その前々走・関越Sは0.5秒差と差のない競馬はしていますが、さすがに上がりが速くなりすぎました。
前走・カシオペアSはインから見せ場を作ったものの、最後は外を回した馬に一気に交わされており、進路差が出た印象です。
去勢してからホルモンバランスが整うまでに約半年ほどかかると聞きますが、すでに経過して馬は出来ているはず。
初角まで205ｍしかない中山芝1800ｍは内枠有利。
上がりもかかってくれるはずなので、ロスなく回ってくれば自然と浮上してくるだろうと予想します。

▲7.コスタボニータ
エリカヴィータと同じく、前走・府中牝馬Sは上がりが速くなりすぎて対応できなかったという印象です。
前々走・クイーンSは5F目からペースアップする非常にタフなレースで、内枠にも恵まれましたが、2着に上がろうかという勢いでよく伸びてきました。
3走前・メイSはエリカヴィータに先着を許しましたが、枠の差も多少なりともあったはずです。
今回、エリカヴィータよりも1キロ軽いのは好材料。
ただ、今回も枠の差とオッズ差でエリカヴィータを上に取りました。