◎10.アスクドリームモア
アスクドリームモアの前走は分かりやすく不利。
ハイペースで控えましたが、直線は完全に詰まり、しっかり追い出せたのは残り100ｍ付近から。
3着確保も、手応えや終いの脚色からして、進路がスムーズだったら勝ち負けにはなっていたでしょう。ラスト2Fは12.0-11.8の加速ラップだったので脚はしっかりと使っています。
1400ｍに対応できる面も示しました。
前々走はハイペースを先行する形になり、3.4コーナーではかなり外目を回りました。
直線もそのまま外を通しましたが、勝ち馬がインをロスなく回ってきただけに、あそこまで外を回す必要性はなかったように思います。
3走前は落馬で度外視。
世代限定戦の4走前が1400ｍでしたが、3.4角で外目を追走した分、差を詰められなかったという内容。
ラスト2Fは11.5-11.7で、この馬自身も止まっている訳ではありません。伸びずバテずという内容でした。
今回はインが悪くなっている分、やや外目の枠を引いたことは特に気にしなくて良いでしょう。むしろ有利に働く可能性の方が高いと考えています。
あまり行く馬もいないので、楽なペースを先行して粘り込めるでしょう。

○6.パルティクラール
前走は出遅れ。
京都芝1400ｍらしくスローペースになったので万事休す。
4角でほぼ最後方に加えて、大外をぶん回しではさすがに届きません。
メンバー2位の上がり33.7秒は使っていて0.6秒差ならスタート面の差が出ただけです。
前々走はハイペースを先行する形で展開不利。
先行勢として唯一掲示板に残っているので高く評価。
また、好メンバーが揃った中、重馬場に対応できた点は、馬場が悪化している今回、信頼が置けます。
3走前は相手が強すぎました。
2着のニホンピロキーフはすでに3勝クラスまで出世しています。
4走前は動くタイミングが結果的に早すぎました。
動いた後、11秒台を連続で刻むことになったので、かなり長く良い脚を使わなければ勝ちきれないというラップ。
勝った時の1400ｍがベターでしょうが、長い距離でも崩れていないのは能力上位。
1400ｍでは新馬戦でも、ラスト2Fが11.1-10.9という高速ラップに対応して2着に好走しています。

上位人気2頭ですが、人気が割れて混戦なので十分に妙味あるオッズだと判断しました。