◎2.キャリーハピネス
キャリーハピネスは実力確かだというのに、運が悪すぎます。
デビューから4戦は全て道悪。
5戦目はラスト2Fが11.1-11.5の余力ラップで勝利を挙げました。
昇級戦では直線で再三、インが詰まって不完全燃焼。
3走前は大外枠から終いの伸び脚1番でしたが、インを通した馬に残られた挙句、先着された馬は超強力な3歳馬ばかり。
トーホウガレオン、マイネルケレリウス、アースクロニクルが1勝クラスを突破。フェイトとワイドアラジンは決め手不足に泣いていますが、いずれ勝ち上がれる馬でしょう。
前々走も相手が悪すぎて、1着ニホンピロキーフは2勝クラスも突破、2着ビヨンドザヴァレーは1勝クラス突破、3着シランケドは紫苑S3着、4着に素質馬フェイト。
ここも全て強い3歳馬に先着を許しただけです。
前走に関しては、大外枠を引いて終始、外目を回されました。インを突いた馬が上位に来ていただけにロスが響きました。
ここは超強力な3歳馬が不在で、内枠からロスなく先行できそうな枠順。
しかも強い馬に先行馬が少ないメンバー構成です。
今回こそは恵まれて勝ち負けになるでしょう。

○13.モルトヴェローチェ
モルトヴェローチェは比較的先行力のある方です。
新馬戦は3番手から競馬を運びましたが、2番手追走のジェイパームスがラスト2Fを11.3-11.1の加速ラップで押し切りで相手が悪かったと言えます。
とはいえ、2勝クラスを突破したゴールドプリンセスには先着しています。
2戦目は内枠から位置を確保するのに苦労しましたが、ダントツの上がりで、余力ラップで僅差経験のあるヤングローゼスを撃破。
今回は長期休養明けですが、乗り込み量が豊富で仕上がっているはずです。
外から先行できれば、こちらも勝ち負けになるでしょう。

▲6.ローレルキャニオン
ローレルキャニオンは出遅れ癖があるのが難点ですが、スタートさえ決めれば位置は取れる馬だと3走前に証明しています。
前々走の新緑賞が優秀で、ラスト5Fが58.2秒の余力ラップ戦で上がり最速。
3勝クラス在籍のサスツルギとの差は縮まらずでしたが、0.1秒差と評価できる内容でした。
前走に関しては後方から位置を押し上げたのが裏目に。
脚を失いました。
こちらも長期休養明けですが、追い切りはよく動いていて、格上と互角に動いていました。
スタートが課題ですが、多少出遅れても差して来られる相手だと考えています。