福島ダート1700ｍは基本的に外枠有利ですが、重・不良まで悪化すると内枠有利になります。土曜は悪化してもやや重までと考えているので、外枠有利で問題ないでしょう。
展開としては、内にハイペースで逃げるスマートサニーがいて、外にはゴールドバランサーやイチネンエーグミがいます。揉まれたくないスマートサニーが主張すればハイペースになりそう。ゴールドバランサーはハイペースで飛ばしてもなかなか止まらない馬なので、付いていく形になるでしょうか。
ポイントはマクってくるトップスティールがいることで、もしも、前半がスローになってもこの馬がマクって差し有利の展開にしてくれるはずです。

◎9.オンザライン
福島は3戦して、新しい方から3.4.2着と安定。
4着の時を見てみると、内枠で外からスムーズに加速できなかったことで届かなかった、という内容でした。
馬券に絡んでいる時は外からスムーズに加速して直線を迎えているので、9番枠は好枠だと言えるでしょう。
前走はスタートで躓いて位置を取れず、4角でも大きく外を回されたので度外視で構いません。
4走前の中山戦は直線で挟まれて、それからは無理をしなかったもの。
大きな不利が響いた2戦を除けば、3勝クラスでは全て掲示板に入っており、力量は上位。展開と相手次第でしょう。
スローペースになって捉えられない形になることが多いので、ペースが流れそうなのはプラス。ゴールドバランサーが止まるかどうかだけだと考えています。

◯13.ハイエストポイント
福島では4戦して、新しい方から2.2.4.2着とこちらも安定しています。
唯一の4着は、ハイペースになりすぎて、自分より後ろの馬に交わされたものですが、それとてタイム差なしの4着です。
自分から動いていけるタイプなので、早めに動かないようにしていれば、自然と展開が向いてくるでしょう。

▲13.ゴールドバランサー
近2走も厳しい流れではあるのですが、それで連勝してきているだけに能力はかなり高い馬。
大敗したのは、先行馬を潰す「ミトノオーペース」に巻き込まれた時だけです。
多少ペースが厳しくなったくらいでは飛ばないと考えていますが、想定よりハイペースになった場合にも備えて、差し馬への三連複もカバーしておきます。