2013年以降の青葉賞の平均ラップは下記の通り。

■青葉賞の平均ラップ
12.6-11.1-12.1-12.4-12.5-12.5-12.5-12.2-12.0-11.6-11.5-11.9

道中３ハロン換算タイム：36.6秒
上がり３ハロン：35.0秒

直線の長い東京競馬場で行われ、かつ開催２週目と馬場コンディションの良い状況。
そのためトップスピード比べになるのが例年の傾向で、上がり１ハロンは11.9秒と最後まで速い脚を続けられるかが重要な要素となります。
今年は雨の心配もありましたが土曜日は晴で推移しそうで、今年もスピードに優れた馬を評価するスタンスで予想します。

本命はハーツコンチェルト。
新馬戦は上がり２ハロンが22.6秒と速く、スピードの問われた一戦。
このレースで後続を８馬身突き放した内容は評価が可能で、その後も直線の長い東京競馬場の東スポ杯２歳Ｓで３着と好走しています。
しかもこのレースは大きな出遅れがあり不利な形を追い込む強い競馬で、ファントムシーフやタスティエーラら好メンバーが揃った共同通信杯でも３着に好走したダノンザタイガー相手に0.1秒差まで迫ったことを考えれば能力の裏付けは十分といえるでしょう。
近２走は結果が出ていませんが、これは直線が短くスピードが活かし辛い中山競馬場のホープフルＳと阪神競馬場内回りの若葉Ｓ。
この２戦の敗戦は度外視が可能で、改めてスピードを最大限発揮できる東京競馬場で巻き返しを期待します。

逆転候補は２頭。
スキルヴィングは上がり２ハロン22.7秒の新馬戦でクビ差の２着に好走し、同22.9秒の未勝利戦を圧勝しておりスピードの高さを示しています。
また、同馬に前走のゆりかもめ賞で敗れたサヴォーナは、上がり２ハロン22.4秒のアザレア賞を勝利しており今なら逆転も十分狙えそうです。


★出走馬の各指数
馬番 馬名 スピード スタミナ パワー 根性
01 マイネルエンペラー 77 17 71 63
02 ティムール 81 14 70 68
03 ヨリマル 71 27 71 66
04 ハーツコンチェルト 84 35 75 74
05 アームブランシュ 72 31 69 67
06 グランヴィノス 84 21 65 63
07 ニシノレヴナント 71 28 65 67
08 ヒシタイカン 77 -7 65 59
09 シャドウソニック 77 22 68 65
10 サヴォーナ 78 30 82 70
11 スキルヴィング 79 32 76 76
12 アサカラキング 70 45 62 68
13 メイテソーロ 70 38 71 67
14 マサハヤウォルズ 69 -15 69 53
15 ロゼル 79 33 73 68
＊各指数は最大100