穴 ◎キタウイング

［適性］B
［能力］B
［レース内容］B

…小粒なメンバー。

重賞勝ちの実績があるキタウイングの一発に期待する。


前走の阪神JF（１４着）は前半３ハロン33.7秒のハイペース。

（33.7秒は過去２０年の阪神JFの中で、’１９年と並んで最も速いペース）


本来は追い込み脚質なのに、この時に限ってダッシュがよく先行してしまったのが仇になった。

追い込み馬がG１戦のハイペースで先行すれば、厳しくなって当然で、度外視できる一戦だ。


２走前の新潟２歳S（１着）は直線で（不利な）内目を通って差し切る好内容。

当時の３着馬は次走でオープン１着、４着馬は次走で１勝クラス１着、６着馬は次走G３で２着と、それなりにメンバーは揃っていた。

３走前（１着）は２着馬との一騎打ちで３着に５馬身の差。


今回は「差しに回る」という話だし、本来の後方待機策なら違うはず。

【自信度 B】



○ヒップホップソウル

…母母はG１を２勝したダンスインザムード。

ダンスインザダークやダンスパートーナーと同じ牝系の良血馬だ。


前走のベゴニア賞（２着）は案外な内容だったが、２走前の新馬戦（１着）が強い内容。

途中でマクり、ラスト11.8-11.2の加速ラップを楽々と差し切った。

強かった初戦と同じ中山の舞台で仕切り直し。



▲エナジーチャイム

…前走の京王杯２歳S（８着）は人気薄の先行馬３頭が上位を独占する前残りの展開。

後方からでは厳しかったし、最後は無理をしていなかった。

まずまず伸びており、悪くはない内容。


２走前（１着）は２着馬との一騎打ちで３着に６馬身の差。

ルメール騎手が３戦連続で騎乗するからには素質が高いのだろうし、このメンバーなら上位。



△ディナトセレーネ

…母母は女傑ダイワスカーレット。

前走のアルテミスS（６着）は切れ負けしてしまった感じ。

２走前（１着）は中山の不良馬場で完勝ており、タフな馬場向きの馬。

条件替わりはプラス。



△ミシシッピテソーロ

…阪神ジュベナイルF５着はここでは大威張りできる実績。

前走が「ギリギリまで仕上げた」という話だったので、反動がなければ。



△リックスター

…前走（１着）は直線途中まで持ったままの手応え。


△ミタマ

…前走反応良。


【フェアリーSの印】
◎ 14キタウイング
○ 5ヒップホップソウル
▲ 9エナジーチャイム
△ 7ディナトセレーネ
△ 6ミシシッピテソーロ
△ 2リックスター
△ 15ミタマ