◎エフフォーリア
まず評価したいのが、前走の共同通信杯!スローペースだった為、勝ちタイムは同開催同距離のセントポーリア賞やボーデンの勝った未勝利戦と比べて地味ですが内容は優秀です。
スローペースの瞬発力勝負なんですが、その瞬発力が他馬とは次元が違う、レースの上がりラップ11.5-10.8-11.5特に残り600mから200mの内460mから300m区間は高低差2mの上り坂で11.5-10.8の加速ラップをエフフォーリアは推定11.3-10.6で一気に抜け出し勝利、この加速ラップで0.4秒上回ったタイムがそのまま2着とのタイム差です、
レースで一番ペースの速い所で着差をつけるって明らかにレベルが違う事を証明しました。
実際にその後2着ヴィクティファルスがスプリングステークスを勝利、
3着シャフリヤールが毎日杯で、このレースより評価の高かったセントポーリア賞勝ちのグレートマジシャンに競り勝ち、日本レコードタイムのおまけ付き、と共同通信杯の評価を一気に上げました。
中山は初ですが、コーナー4回の競馬は札幌の新馬戦で経験済ですし、中山のような小回りで直線が短いコースでこそエフフォーリアの一瞬で加速出来る瞬発力が生きると思います。