ステファノスとヤマカツエースのワイドで大阪杯を”優勝”した身としてはこの配合の馬を買わないわけにはいかないんだよな……ということで本命馬はレイパパレです。あんまり予想には関係のないトリビア的な話ですが、この牝系は小岩井牧場さんが輸入した基礎牝馬の一頭・フロリースカップに行き着く由緒正しき血統。コダマ、スペシャルウィーク、ウオッカ、マチカネフクキタルなどが属しているシラオキ系もこの一族に属しています。あまりにも血統表の”奥”の話なのでぜんぜん本筋には関係ないんですけど、ウマ娘が流行ってるんで一応ね。

クロフネ肌のディープインパクト産駒って体質的に課題が出がちなせいか、素質は見せつつも大成できないパターンが多かったんですよね。レイパパレの全兄シャイニングレイもクラシックに乗る前に故障で2年以上も休養を挟みました。それでも復活して重賞を勝つんだから本当にこの配合のポテンシャルはすごい。他にもポルトドートウィユ・ポルトフォイユ兄弟、昨年の阪急杯を制したベストアクター（先日1年ぶりに復帰）、若葉Sでナムラシングンと熱い叩き合いを演じたアドマイヤダイオウなどがいます。こうして見るとコンスタントに走り続けたステファノスのスゴさが分かるな……。

フレンチデピュティの加護もあり、阪神には向いている血統だと判断します。大阪杯ってなんやかんや米国血統が存在感を示しますからね。

相手に選ぶのはコントレイルとペルシアンナイト。グランアレグリアは距離変動のエーピーインディではありますが上記3頭よりも類型の優先度が低いと判断したため除外、サリオスは血統的側面から見れば全然あるんですけれども、牝系の欧州要素が強いため休養明けである点を割り引く感じです。逆にコントレイルは米国型ディープインパクト産駒なので休養明けはドンピでした。ペルシアンナイトは内回り芝2000mなのでなにも見ずに買います。というか毎年買ってます。データを捨てられない人間にとっては買わざるを得ない一頭なんです。

レイパパレの単複と、上述した3頭のワイドボックスを購入します。