ラップギアコース適性値【瞬1平4消5】に近い比率の馬が有利
番馬名 【ラップギア】瞬発指数
01ジョイフル【瞬3平2消3】 91
02アンヴァル【瞬0平2消5】 98
03レッドアン【瞬3平2消3】108
04プリモシー【瞬1平4消2】108
05ロードアク【瞬2平0消2】100
06ビリーバー【瞬1平5消1】102
07ジョーアラ【瞬2平8消1】 97
08ジョーカナ【瞬0平2消5】103
09リバティハ【瞬2平3消1】102
10フィアーノ【瞬2平3消2】107
11シヴァージ【瞬3平5消2】104
12クライムメ【瞬5平2消2】 98
13カレンモエ【瞬0平3消2】107
14ラブカンプ【瞬2平4消5】100
15タイセイア【瞬2平8消3】102
16トゥラヴェ【瞬0平2消4】101
スプリンターズSから年明けに続く短距離路線として、2006年にリニューアルした京阪杯。現在の施行条件になってから14頭の勝ち馬が誕生しているのだが、同距離のG1・スプリンターズSとの関連性は意外なほど薄い。
一線級はこの時期、香港スプリントのほうに行ってしまうからだろう。このレースを使ったとしても、次の適鞍は来年1月末のシルクロードS。香港に行かない有力馬はこの時期を休養に充てたほうが得策で、そういった意味では明確なビジョンを打ち立てづらい馬同士のレースとなる。
そういったレースであるからこそ、やはり基本は荒れ傾向。33秒5ぐらいで逃げられる馬にとっては非常に楽なペースで流れ、基本的に差しは届かない。勝ち馬像としては『5番人気ぐらいの逃げ、先行馬』。ハクサンムーンやアンバルブライベン、ネロなど、過去に強いところを見せた逃げ馬が人気を落としての出走なら最高だ。
今年は京都競馬場が改装中で阪神競馬場での開催となる京阪杯だが、基本方針はそれほど変えなくても良いと考えている。ただ、平坦の京都ほど前に行く馬に固執しなくても良いか。そして、そういうことなら本命は(10)フィアーノロマーノで迷い無し。去年の阪神カップ(G2)、グランアレグリアに5馬身千切られはしたものの2着に好走している馬だ。
その阪神カップも含め、G3阪急杯など、阪神芝1400メートルは3戦して1着、2着、3着の好相性。1200メートルにも対応できるラップ適性は既に見せているので、ここはまさに狙い目ではないかと。先に挙げたジャパンカップのみならず、35分後の このレースも かなり楽しみな一戦になってきた。
----------
※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。
※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70〜上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。