コロナ禍の年に史上初の強力メンバーがぶつかり合った物凄いジャパンカップが行われたと長く語り継がれるであろうと想像される今年の第40回ジャパンカップだ。
　一つだけ残念なのは、歴史に残るそのレースを目の当りに出来るのは予約指定席券をゲット出来たごく少数の人達だけだと言うことである。さて◎は何と言ってもこのレースを引退レースに選んだ2アーモンドアイだ。国枝師がこのレースで行けると読んだ通り、鞍上は文句の無い第一人者ルメール。東京2400ｍは自信を持って臨めるレースだ。続いて〇は5デアリングタクトを挙げたい。杉山師がオークスよりもダービーに挑戦したいと語っていた事もあり、まだ奥の深さを秘めている。一発があれば松山弘平ではないか。▲は勿論コントレイル。調整は巧く運んだとの事だが、菊花賞でゴールした後すぐ止った。体力ギリギリの闘いであったのだろう。そこだけが気になる処である。伏兵馬は15グローリーヴェイズと1カレンブーケドールと見た。