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日経新春杯

01/14(日) 京都 芝2400 サラ4歳上オープン (国際)[指定]ハンデ

netkeiba編集部の予想

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※火曜日段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。


 年明け初めて関西圏で行われる古馬の中距離重賞。今年で65回という長い伝統を誇るが、ハンデ戦のためバリバリのトップクラスが参戦することは稀だ。GIIではあるものの実績面のハードルが低く、「格より勢い」という傾向が見られるのが最大の特徴である。

1.瞬発力勝負で軽ハンデ馬に有利

 スローになりやすい条件で、斤量に恵まれた格下馬がしばしば穴を開けてきた。反面、重い斤量を背負った馬は苦戦していて、57kg以上を背負った馬は過去10年で[1-0-2-15]で、勝率・連対率5.6%。その大半が人気になっていたことを考えると、重いハンデを背負った馬の扱いには慎重にならざるを得ない。

2.前走重賞組と条件戦上がりが互角

 過去10年間、前走で条件戦を使われていた馬の連対率が18.5%であるのに対して、前走で重賞を使われていた馬の連対率は15.5%。前走G1組になるとさすがに連対率22.7%と数字が良くなるが、そうでないならば条件戦上がりと重賞組は五分と見て差し支えない。むしろ、名前が売れていて人気になる分、重賞組は美味しくないとも言える。

3.リピーターレースではない

 一昨年の勝ち馬レーヴミストラルは、連覇を狙った昨年も出走したものの10着に大敗した。同じことは以前もたびたびあって、2015年には前年の勝者サトノノブレスが1番人気で11着、2009年も前年勝者のアドマイヤモナークが2番人気で5着に敗れた。同じハンデ重賞に2年連続して出走すること自体が、その1年間進境が薄かったことの証明でもあり、積極的に狙いたくなる材料ではない。

 パフォーマプロミスは6歳馬だが、いままでキャリアはまだ11戦。3歳9月のいわゆる「スーパー未勝利戦」でデビュー勝ちしたという晩成タイプで、それから2年4か月で重賞を争えるところまでやって来た。11戦のうち3着以内を外したことが3回だけと、相手なりに走れるタイプで、直線が長いコースの長丁場はベストの条件。ハンデ戦ならば重賞級が相手でもまず好勝負になる。

 ロードヴァンドールは距離延長が不安視されるが、3歳時に2200mを快勝した実績もあり、直線平坦の京都ならば簡単には止まらないだろう。ソールインパクトは相手なりに走れるタイプで、再度ハンデ戦なら。ミッキーロケットは前年勝者不振のジンクスに挑む。以下、距離延長は歓迎のモンドインテロ、スタミナ勝負に自信を持つカラビナ、意外性のあるガンコ

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