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【小細工なし】スタートで安めを売り、少しエキサイトしたこともあったのだろう。道中は我慢、勝負どころでインを選んだサトノキングダムだったが、内で包まれ結果的には、その進路チョイスがアダになってしまった。距離を一気に2200mに延ばしてきたが、この距離は逆に、変に小細工せず行くという手も考えているだろう。1000万条件でも2着3回という血統馬、能力の在りかはすでに折り紙付き。

　第一本線はマヤノピナクル。押せ押せのローテで尻すぼみになってしまったが、右回りこそが走りどころ。中山2200mは意外や初、ただ脚質はピタリと合っている。

　クレッシェンドラヴは自己条件から進発、立て直してデキはいい。カマクラは、中山コースは捌きがスムーズ。プレイヤーサムソン、バレエダンサー以下、連下は手広く丁寧に。