11/17(土) 東京 芝1800 サラ2歳オープン (国際)(指定)馬齢
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◎ 15番 ルヴォルグ○ 3番 カテドラル▲ 7番 ヴェロックス☆ 4番 アガラス△ 9番 ダノンラスター△ 12番 ホウオウサーベル△ 16番 ゴータイミング
【絵になる】ルヴォルグの資質が、ムーア騎乗で明確になる。母は北米産、GIII勝ち。ただ日本に近親が見当たらず、イメージが沸き辛い馬だったが、デビュー戦の体重は506キロ。四肢も背中も十分な長さがあり、適度に幼いけれどパドックでは活気ある周回。 薄皮一枚削ぎ落せる藤沢厩舎流の余裕残しの造りながら、反応は敏感。中団から馬任せで好位にとりつき直線線入り口ではもう先頭。緩ペースの典型的な上り勝負とはいえ、ラスト3Fの上りは推定11秒4-11秒0-11秒2(33秒6)。4-5回の東京戦は上り33秒台の決着がいくつもあったが、ラップの精度の高さは一番に近い。腰の入ったムーア騎乗も、しごく絵になる。 対抗はカテドラル。新馬は重馬場、前半1000m通過は1分5秒5のスロー。能力を見極め辛い状況ながら、レースの上りは11秒9-11秒1-11秒5(3Fは34秒5)。自身の上りは34秒3、重馬場でも11秒を切るラップを残り2F目あたりで計測。 続く野路菊Sは上り3Fから11秒1-11秒1-11秒9でロングスパート、高速勝負にも対応。鞍上の福永も、前年のワグネリアンに近い感覚をもってローテも組み、一戦ゝ課題を与えている。 野路菊S僅差2着のヴェロックスも、前走で勝負付けが済んだワケではない。新馬戦のラスト3Fは推定11秒8-11秒3-11秒1(34秒2)、後続に8馬身差の独走。まだフォームはバラバラ、完成度のぶん2着に競り負けたが、四肢の踏ん張りは確実にアップ。ルメールならひと味違った戦法や走法も作ってくるか。 コスモス賞2着のアガラスは、東京1800mの新馬戦を推定11秒6-11秒4-11秒1で快勝。東京の芝にかわれば巻き返しがあっていい。ダノンラスターは、まだ身体も薄く内にササり気味。しかしそれでも上り3Fのラップは11秒7-11秒3-11秒5だった。ホウオウサーベルも、平坦の新潟とはいえラスト4F・11秒台を連発、10秒台のラップも見え隠れしている。
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【絵になる】ルヴォルグの資質が、ムーア騎乗で明確になる。母は北米産、GIII勝ち。ただ日本に近親が見当たらず、イメージが沸き辛い馬だったが、デビュー戦の体重は506キロ。四肢も背中も十分な長さがあり、適度に幼いけれどパドックでは活気ある周回。
薄皮一枚削ぎ落せる藤沢厩舎流の余裕残しの造りながら、反応は敏感。中団から馬任せで好位にとりつき直線線入り口ではもう先頭。緩ペースの典型的な上り勝負とはいえ、ラスト3Fの上りは推定11秒4-11秒0-11秒2(33秒6)。4-5回の東京戦は上り33秒台の決着がいくつもあったが、ラップの精度の高さは一番に近い。腰の入ったムーア騎乗も、しごく絵になる。
対抗はカテドラル。新馬は重馬場、前半1000m通過は1分5秒5のスロー。能力を見極め辛い状況ながら、レースの上りは11秒9-11秒1-11秒5(3Fは34秒5)。自身の上りは34秒3、重馬場でも11秒を切るラップを残り2F目あたりで計測。
続く野路菊Sは上り3Fから11秒1-11秒1-11秒9でロングスパート、高速勝負にも対応。鞍上の福永も、前年のワグネリアンに近い感覚をもってローテも組み、一戦ゝ課題を与えている。
野路菊S僅差2着のヴェロックスも、前走で勝負付けが済んだワケではない。新馬戦のラスト3Fは推定11秒8-11秒3-11秒1(34秒2)、後続に8馬身差の独走。まだフォームはバラバラ、完成度のぶん2着に競り負けたが、四肢の踏ん張りは確実にアップ。ルメールならひと味違った戦法や走法も作ってくるか。
コスモス賞2着のアガラスは、東京1800mの新馬戦を推定11秒6-11秒4-11秒1で快勝。東京の芝にかわれば巻き返しがあっていい。ダノンラスターは、まだ身体も薄く内にササり気味。しかしそれでも上り3Fのラップは11秒7-11秒3-11秒5だった。ホウオウサーベルも、平坦の新潟とはいえラスト4F・11秒台を連発、10秒台のラップも見え隠れしている。