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　エリザベス女王杯を目指す古馬にとっては、近年はここか同距離のオールカマーが重要なステップレースとなっているが、今年はオールカマーに牝馬の出走がなく、11頭という頭数ながら一気にS級クラスのメンバーとなった感を受ける。ただ、瞬発力勝負になりやすいレースでもあり、斤量の差が勝敗を分ける可能性も大きい。

　◎は、リスグラシューとした。GI勝ち馬に斤量の加算がある中で、勝ってはいないものの4度の2着があって実力はGI級なのなら、54キロは恵まれた斤量だ。久々も気性的に苦にしない馬であり、フルに力を出し切れる東京コースであれば、この馬の出番だろう。

　相手は、ディアドラ、ジュールポレールが本線となるが、割って入ればマイペースで運べそうなカワキタエンカ。以下は、ソウルスターリング、クロコスミア、ミスパンテールまで押さえる。