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【いろんな意味で怖ろしい】まともに走れば、サトノティターンはどれほど強くなるだろうか。初勝利はローカル新潟。気性が荒いとは思っていたが、二戦目の東京2100ダートは、あのモレイラが乗っても危うく制御不能。直線半ばまでは大楽勝の手ごたえできたが、追い出そうとした瞬間、外ラチ沿いまでぶっ飛んできた。

　ハミとフォームを正し、切れ込みながらも勝ち星をゲットしたが、あの競馬で勝ったことのほうが驚き。そういうタイプでもあり、前走は仕上げも騎乗もおっかなビックリ?。ボウマンなら、先行してなるべく迷惑をかけず(笑)、先頭ゴールも十分。

　リキサンダイオーのスピードが本線。昇級の前走3着のベースは二走前。1000m通過が1分1秒5-1800m通過は1分53秒2と、2400mの長丁場では異例ともいえる乱ペース。タフなその流れを、二番手追走から6馬身独走は圧巻。伸び伸び走れる東京で、持てるスピードを発揮。

　さすがのタフガイも一息入れたが、近走の内容ならサノサマー。サラセニアも長丁場は確実。バレッティの変わり身、ウォーターマーズなど、連下は拮抗。