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　長距離戦では、“ド・スロー”の流れになって、結果的には上がりの瞬発力勝負になることも得てしてある。ただ、東京3400mのこのレースにおいては、どんな流れになろうとも、最終的にはスタミナが物を言う。人間のアスリートでもそうだが、年齢を重ねると瞬発力は落ちるかもしれないが、スタミナに極端な衰えはないはずだ。

　◎はフェイムゲームとした。今年で5年連続の出走となるが、唯一崩れた昨年は、完全に仕掛けが遅れてしまったもので、もちろん衰えではない。その証拠となるのが、昨年暮れのステイヤーズSであり、8歳を迎えてもまだまだ若いモンには負けられないだろう。58.5キロのハンデにへコたれるような馬でもない。

　相手は、マラソン重賞でソコソコの実績を残している馬よりも未知の魅力を持った馬、レジェンドセラー、ホウオウドリームを本線とし、以下は、プレストウィック、ソールインパクト、リッジマン、グランアルマダまでとした。