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【距離短縮は好材料】ジークカイザーが本領発揮。新馬・若竹賞を連勝して、クラシックの上位も見えた、ディープインパクト産駒の好素材。長期休養明け後は2200mにシフトチェンジし、5・6着と伸びひと息に終わったものの、元来レース上手な、切れに比重の高い中距離型。1800mなら変身十分。

　タニノアーバンシーも、1800mに距離を短縮して内容一変。1分48秒6というタイム数値は少し説得力に欠けるものの、後続を0秒5とチギる健脚と印象を対抗に置いた。オークス5着以来のぶん、三番手としたが、ペプチドサプルは矢車賞を上がり33秒7で一閃。無事だったら、とうにこのクラスは卒業している。

　ゼンノタヂカラオは、芝9Fは1分47秒9の持ち時計も含め〔0120〕。名前の印象ほど力馬ではない(笑)。重目残りを叩いたアナザープラネット、ショウボートも1000万では位負けはない。