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　◎ミッキーロケットは｢キングカメハメハ×ピヴォタル｣という組み合わせで、母マネーキャントバイミーラヴはナッソーS(英G1･芝9f192yds)3着、フラワーボウル招待S(米G1･芝10f)4着という成績がある。

　キングカメハメハ産駒は京都芝2400mのG2を過去6勝しており相性がいい。17回走って6勝なので勝率は35.3%に達する。昨年秋の神戸新聞杯(G2)ではサトノダイヤモンドにクビ差の2着と大健闘。

　相手が休み明けで仕上がり途上だったとはいえ、のちに菊花賞と有馬記念を勝つことになる名馬と僅差の勝負に持ち込み、なおかつレッドエルディスト、カフジプリンスに3馬身差をつけたことは高く評価できる。

　5着と敗れた菊花賞以来の実戦だが、3000mよりは2400mのほうが向いており、4歳世代のレベルの高さを考えるとまず凡走はないだろう。