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【上位拮抗】産経大阪杯がGIに昇格したことにより、中距離路線と長距離路線が明確に分かれてしまったことで、中間距離である日経新春杯にどんな風が吹くのか!? それを象徴するかのように、今年は昨年の菊花賞で穴人気を集めた馬たちがこぞって出走。久しぶりに、このレースの勝ち馬からGIホースが出てもおかしくない豪華メンバーとなった。

　本命は、その菊花賞を出遅れて直線だけの競馬で終わってしまったレッドエルディスト。まだまだ競馬が粗削りな分。4歳冬の3か月で大きな成長が期待できる。気分が乗った時の末脚は、レベルの高い現4歳世代でも屈指のものを持っており、まだ本気で走ったことがないのが現実。広い京都コースで流れに乗れれば、ここ2走先着を許した相手にも一矢を報いる。

　その相手がミッキーロケット。注目は2走前、グランプリホース・サトノダイヤモンドにクビ差迫ったのは記憶に新しい所。4歳馬の中では55キロと一番背負わされることになったが、それ以上の斤量を背負って走ってきただけに心配する必要はなさそうだ。その後も、シャケトラ、カフジプリンスと4歳馬の争いとみたい。