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【自信の西下】マイネルサージュが充実著しい。ハミをかえたり、小さな工夫もあるのだろうが、前回のオリオンSはラスト4Fから11秒7―11秒3―11秒1―12秒3という、パワフルかつ精密なラップで完勝。関西遠征でも馬体を維持でき、思う通りの競馬を構築できた。3000mでも柴田大の闘志で乗り切る。

　二の筆頭はタマモベストプレイ。上位から離されはしたが、ステイヤーズSの内容を見ると、加齢の不安はない。56キロ、OP特別なら7歳でも主役級。やや良化がスローだが、一角崩しは前年の覇者マドリードカフェ。

　距離適性は何ともいえないが、ヤマニンボワラクテは、武豊にスイッチ。今回は伸び伸びとした組み立てができるかもしれない。トウシンモンステラは昨年の4着馬、プランスペスカ、スピリッツミノルなど、ハンデ戦だけに連下は手広く丁寧に。