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【順当】能力は誰もが認めるところだが、なかなか安定して結果を残せていない15ブラックムーン。そんな同馬が前走米子Sで目の覚める末脚を発揮しレコード勝ち出来たのは、デムーロ騎手の手腕の賜物。デムーロ騎手は自身と抜群に手が合う“デムーロ馬”が時折登場するが、この馬も間違いなくその類。重賞未勝利でハンデ57kgと、取りこぼす材料は無くはないが、今の好調ぶりならそんな障害も軽く跳ね飛ばしてくれるはずだ。

　6グランシルクはレース間隔があくより詰まっているほうが良いタイプ。このコースを熟知している福永騎手が上手くエスコートしてくれるだろう。単穴は8アスカビレン。これだけ暑さが続けば、やはり牝馬に目が行ってしまう。前々走だけ走れば、重賞でも差はないはずだ。