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　◎コーラルプリンセスは｢クロフネ×フジキセキ｣という組み合わせで、セイクリッドバレー(新潟大賞典)の半妹にあたる。クロフネの直系祖父デピュティミニスターはフジキセキとニックスの関係にあり、本馬と同じ｢クロフネ×フジキセキ｣の組み合わせからはダート女王ホワイトフーガ(JBCレディスクラシック2連覇など重賞5勝)が出ている。2代母アニーブラウンがハイペリオン色の強い血統構成であることもクロフネ産駒の配合として好ましい。

　8着に敗れた前々走のアルテミスS(G3)はスタートで出遅れて大外から追い込むという無理のある競馬だった。クロフネ産駒は東京芝よりも中山芝のほうが優れた成績を残しており、今回はコース替わりも吉と出るはず。東京で赤松賞(500万下)を勝てる能力があるなら中山の重賞で勝ち負けに持ち込める。