02/11(土) 東京 芝1600 サラ3歳オープン (国際)牝(特指)別定
お気に入り
登録済
◎ 15番 アドマイヤミヤビ○ 11番 アエロリット▲ 8番 レーヌミノル△ 1番 トーホウアイレス△ 2番 アルミューテン△ 3番 ハナレイムーン△ 6番 フローレスマジック
昨年は牝馬が2歳重賞を賑わせたように、牝馬クラシック路線はハイレベル。今回も百日草特別で後の京都2歳Sの覇者カデナを撃破したアドマイヤミヤビ、アルテミスSで後の阪神ジュベナイルFの2着馬リスグラシューと差のない競馬をしたフローレスマジックを筆頭に強豪が集いました。 短距離馬ではありますが、阪神ジュベナイルFの3着馬レーヌミノルも強いし、オーバーペースとなったサフラン賞、フェアリーSで2番手追走からしぶとく粘って連続2着のアエロリットも地味ながら強い馬です。相手がここまで揃うと1戦1勝馬が今回で上積みを見せたとしても、勝つのは容易なことではないと見ています。やや評価を下げてもいいのではないでしょうか。 前記した馬の中で、もっとも素質が高い馬と言えば、前半5F63秒8、後半5F59秒6の超絶スローペース、ラスト2Fが11秒0-11秒1という瞬発力が問われた百日草特別を制した◎アドマイヤミヤビでしょう。このレースではカデナよりも先に動いて、メンバー最速の上り3Fを駆使したカデナに次ぐ上り3Fをマークしました。 瞬発力は素質を示すものであり、また、このレースで3着に敗れたアウトライアーズが次走のひいらぎ賞で勝利している対戦比較からも、今回のメンバーでも上位の能力を持ち合わせていると言えます。2015年にこのレースで2着入線したミッキークイーンと同じ外枠で自分から動いて行けない弱みもありますが、少々なら外々を回っても上位に来られる可能性は高いと見ました。 ○は、新馬戦で非凡なスピードを見せたアエロリット。この馬が勝った東京芝1400mの新馬戦は、前半3F36秒6、後半3F33秒7の超スローペースでしたが、ラスト2F11秒2地点で先頭に立って、ラスト1Fも11秒2とラップを落とさなかったスピードの持続力を評価しました。その後のサフラン賞やフェアリーSでは、2着に敗れていますが、これは明らかに先行馬にはペースが厳し過ぎました。一転、今回は東京の超高速馬場で、スローペースよりの流れが濃厚のメンバー構成。相手強化の今回でも上位の走りが出来るでしょう。 ▲は、昨夏の小倉2歳Sでは、2列目から楽に3コーナーでは2番手まで押し上げ、4コーナーではもう先頭の競馬で6馬身差の圧勝を飾ったレーヌミノル。前走の阪神ジュベナイルFでは、上位2頭に完敗でしたが、レースが先行馬には苦しい流れだったことを考えれば、悪い内容ではありません。阪神ジュベナイルFでは後半でこの馬のスピードが見せられなかったあたりから、短距離馬と推測されますが、今回は前走よりも展開が楽になりそうなので3番手評価としました。 また、前売り1番人気のフローレスマジックは、前走のアルテミスSは、勝ち馬リスグラシューの直後から動いて行ったのが良かったと見ています。リスグラシューが切り開いて行った進路を突かなければ、リスグラシューを0.1秒差まで追い詰められなかったと見てやや狙いを下げました。
いいね!:98
コメント
昨年は牝馬が2歳重賞を賑わせたように、牝馬クラシック路線はハイレベル。今回も百日草特別で後の京都2歳Sの覇者カデナを撃破したアドマイヤミヤビ、アルテミスSで後の阪神ジュベナイルFの2着馬リスグラシューと差のない競馬をしたフローレスマジックを筆頭に強豪が集いました。
短距離馬ではありますが、阪神ジュベナイルFの3着馬レーヌミノルも強いし、オーバーペースとなったサフラン賞、フェアリーSで2番手追走からしぶとく粘って連続2着のアエロリットも地味ながら強い馬です。相手がここまで揃うと1戦1勝馬が今回で上積みを見せたとしても、勝つのは容易なことではないと見ています。やや評価を下げてもいいのではないでしょうか。
前記した馬の中で、もっとも素質が高い馬と言えば、前半5F63秒8、後半5F59秒6の超絶スローペース、ラスト2Fが11秒0-11秒1という瞬発力が問われた百日草特別を制した◎アドマイヤミヤビでしょう。このレースではカデナよりも先に動いて、メンバー最速の上り3Fを駆使したカデナに次ぐ上り3Fをマークしました。
瞬発力は素質を示すものであり、また、このレースで3着に敗れたアウトライアーズが次走のひいらぎ賞で勝利している対戦比較からも、今回のメンバーでも上位の能力を持ち合わせていると言えます。2015年にこのレースで2着入線したミッキークイーンと同じ外枠で自分から動いて行けない弱みもありますが、少々なら外々を回っても上位に来られる可能性は高いと見ました。
○は、新馬戦で非凡なスピードを見せたアエロリット。この馬が勝った東京芝1400mの新馬戦は、前半3F36秒6、後半3F33秒7の超スローペースでしたが、ラスト2F11秒2地点で先頭に立って、ラスト1Fも11秒2とラップを落とさなかったスピードの持続力を評価しました。その後のサフラン賞やフェアリーSでは、2着に敗れていますが、これは明らかに先行馬にはペースが厳し過ぎました。一転、今回は東京の超高速馬場で、スローペースよりの流れが濃厚のメンバー構成。相手強化の今回でも上位の走りが出来るでしょう。
▲は、昨夏の小倉2歳Sでは、2列目から楽に3コーナーでは2番手まで押し上げ、4コーナーではもう先頭の競馬で6馬身差の圧勝を飾ったレーヌミノル。前走の阪神ジュベナイルFでは、上位2頭に完敗でしたが、レースが先行馬には苦しい流れだったことを考えれば、悪い内容ではありません。阪神ジュベナイルFでは後半でこの馬のスピードが見せられなかったあたりから、短距離馬と推測されますが、今回は前走よりも展開が楽になりそうなので3番手評価としました。
また、前売り1番人気のフローレスマジックは、前走のアルテミスSは、勝ち馬リスグラシューの直後から動いて行ったのが良かったと見ています。リスグラシューが切り開いて行った進路を突かなければ、リスグラシューを0.1秒差まで追い詰められなかったと見てやや狙いを下げました。