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【加速力抜群】マイネルバールマンが古馬オープンの壁も一気に突き破る。端午Sは3歳限定。1000m通過は61秒6-1200m通過は1分13秒7のスローゆえ、決着タイムは1分25秒6止まりだった。しかしラスト2Fのレースラップは12秒1-11秒9と急加速。芝なら10秒台に匹敵する、破格の切れを計時している。7Fよりは6Fのほうが流れに乗りやすく、斤量は52キロ。3歳馬ならではの伸びしろにも期待。

　トキノゲンジは、二年前のNST賞の勝者。9歳になるが、京葉Sを1分9秒8で2着と好走。動かし方と使える脚の長さを石橋は掴んだか。少し間隔があいたぶん三番手としたが、ニットウスバルは前走の天王山Sが3着。岩田とのコンビで、山科S一気差しを決めている。

　ブルミラコロは芝の安土城Sを5着と奮闘、今デキはいい。本命は打ち切れなかったが、昨年の優勝馬エイシンローリンは、テッポウも効き、乗り込みもほぼ万全。モツれた展開になればカジキにもチャンスあり。