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　最終日のメインが7頭立てとは少し寂しいが、2000とマイルのサマーシリーズがある中で1800mのオープン特別、しかも酷暑の福島では、使うことにためらいがあって当然だろう。ここは、勝てるところをしっかりと勝って秋につなげたい馬の出番と見た。

　◎はマウントロブソン。少々休養が長引いたとはいえ、仕上げには抜かりのない堀厩舎であり、実際にここまで仕上っていれば大きく割り引く必要はない。ハイレベルだった三冠戦では掲示板に一歩届かなかったとはいえ、先行した皐月賞でコンマ7秒差、一転して追い込んだダービーでもコンマ6秒差と、身体能力そのものが抜群に高く、レースセンスや器用さも備えている。ゆえに福島コースも問題はなく、ここは賞金加算の場だろう。

　相手は、逃げるマイネルハニーが大本線で馬券も一点の手はあるが、◎が早めに捕まえに動けばこの線が崩れるシーンも。ショウナンバッハ、ダノンメジャー、ウインインスパイアまで押さえておきたい。