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　◎ロードアルバータは｢ディープインパクト×キングカメハメハ｣という組み合わせ。母レディアルバローザは現役時代に中山牝馬S(G3)を連覇し、その全妹エンジェルフェイスはフラワーC(G3)を逃げ切った。2代母ワンフォーローズは現役時代に北米で27戦15勝、カナダ最優秀古牝馬に3回選ばれた名牝。｢ディープ×キングカメハメハ｣はデニムアンドルビーを筆頭に多くの活躍馬が出ている組み合わせで、本馬はクイーンS(G3)を制したキャトルフィーユの4分の3同血にあたる。ディープインパクト産駒は札幌芝2600mで連対率35.7%(28戦10連対)、単勝回収率152%と抜群の成績を挙げている。

　休み明けの前走は、後方馬群のなかで動くに動けない苦しい競馬だったが、直線で進路が開くと鮮やかに抜け出した。このクラスでは力が違うというレースぶりで、プリンシパルS(OP)3着が伊達ではないことを示した。力が違ったとはいえ500万からの昇級初戦なので今回のハンデは53kg。いかにも恵まれた印象が強く、実績上位馬相手にも互角以上に戦えるだろう。