３番　ケイティブレイブ
２走前の名古屋大賞典が強い内容。54キロと斤量利のあったピオネロ・モルトベーネを相手に58キロを背負って快勝。スンナリと自分の競馬が出来たことは確かにありましたが、それでも<２>着馬のカツゲキキトキトを含めて４キロの斤量差のある３頭を降しての勝利には大きな価値を感じます。時計勝負の軽いダートのマイルという合わない舞台でも0.5秒差・<６>着と崩れなかったフェブラリーＳも力を示すもの。最も伸びシロのある４歳馬の成長に注目すべきです。千八七〜二一で、兵庫チャンピオンＳ・前述の名古屋大賞典・浦和記念・白山台賞典と重賞を４勝。二千の距離は非常に合っています。問題は展開面。２番手に控えて0.8秒差・<５>着に終わった前走の平安Ｓの内容からも、やはり行き切る形がベストです。今回は、川崎記念を逃げ切ったオールブラッシュとの兼ね合いが最大の鍵になりますが、こちらの方がより内目の枠に入りましたし、ダッシュ力自体も同馬の方が上回っています。主張すれば自分の競馬が叶うでしょう。明日予報で出ている雨の影響もプラスに働きますし、ここは逃げ切りを大いに期待して馬券を組みたいところです。