PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にワイルドカード(21.0pt)、ハシカミ(15.0pt)、ジェイケイライアン(14.7pt)、ブライトリビング(14.3pt)、グッドラックサマー(14.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　よって、◎には、デビューから3戦3勝を決めた(11)ワイルドカードを推します。この馬は、デビュー2戦目の500万下、デビュー3戦目の姫路特別ともに優秀な指数で勝利。前走・梅田Ｓは、前半4F48秒0-後半4F51秒2の超ハイペース。スタミナが不足する休養明けで勝ちに行く競馬をしたために、ラストで息切れしてしまいましたが、好内容でした。今回は、ひと叩きされての上昇力に期待します。
　○は、4走前の500万下を逃げて大楽勝した(6)リリカルホワイト。この馬は前走の500万下で、内枠から二の脚で上がって行き、道中でポジションを上げ、4コーナーでは馬群の間を割って勝利したように、必ずしも逃げに拘るタイプではありません。4走前にマークした指数は、準オープンでも通用するものだけに、ここは対抗評価としました。

　▲は、デビューから4戦して複勝率100％の(12)シヴァージ。唯一3着に敗れた前々走・沈丁花賞は、4コーナーから直線入り口に包まれたもの。まだ、完全には底を見せ切っておらず、キャリアの浅さから成長力も見込めます。