京都は開幕週。極端ではないが、やはり初日を見る限り内も使える馬場状態で、少頭数が多かったとはいえ芝５レース中４レースで最内枠の馬が馬券に絡んでいた。内一辺倒ではないが、迷ったらインを重視…くらいで臨みたい。

【本命馬】◎セリフォス

本命はセリフォス。

昨秋の２戦が不発だったため、実績上位でも期待と不安が半々といった今回。ただ、昨秋の２戦はいずれもチグハグな内容。
マイルＣＳは馬群の外を追走しつつ早仕掛け。手応えよく直線に向いたが、最後は早仕掛けがたたり後続の差し馬に捕まった。８着とはいえ０秒４差。仕掛けやコース取り一つでどうにでもなる内容だった。前走の香港マイルは内枠で流れに乗れず。外から流れに乗せていったソウルラッシュと比べても、進路取りがスムーズではなかった。地力だけなら最上位級で、国内のマイルＧ１では１勝２着２回を含め、昨秋のマイルＣＳ以外はすべて掲示板。先行力もあるので、開幕週の内枠もプラス。川田騎手ならこの枠を生かして前々で立ち回ってくれる可能性が高く、今回の相手ならば上位争い必至だろう。軸で信頼。

〜対抗以下＆穴馬〜

対抗には最内枠のトゥードジボン。

前走は予想の際にも危険視したように馬場がまったく向かず。3/24（日）の阪神外回りで内枠からの先行は絶望的だった。もともと平坦立ち回り巧者で、京都外回りの最内枠は歓迎。この条件なら巻き返しがある。

ニホンピロキーフが穴候補。

ココに来て力をつけてきており、好位から追ってグイグイ伸びるレースぶりには安定感もある。昨年も距離短縮のキタサンブラック産駒ガイアフォースが好走しているが、本馬ももともと京都外回りマイル戦で勝利実績があり、舞台は合うはず。流れに乗れればチャンスがある。

４番手にコレペティトール。

京都金杯は岩田康誠騎手得意のイン差しがハマった形。斤量増＆相手強化は楽ではないが、引き続き京都外回りなら、インに突っ込んでいく作戦がハマる可能性も。

セッションは自在性があり、戦績通り大崩れしないタイプ。京都での好走歴もあるのは強み。

ソウルラッシュは昨年の３着馬、当舞台ではＧ１でも好走しているので力は上位。あとは開幕週がどうか。モレイラ騎手が騎乗できないのもやはり割引。

大穴で面白そうな存在としてフリームファクシも侮れない。２走前は外を回しながら５着とまずまずの内容。前走は外枠で何もできず。再び外枠にはなったが、上手く流れに乗れれば侮れない面も…。

トランキリテは近走の外が伸びる馬場とは異なる点がどうかだが、勢いは侮れない。

ソーヴァリアントもワンパンチ足りないが、前哨戦までなら通用する余地はある。

〜その他の馬〜

スパイダーゴールド
→平坦マイル、それも開幕週だとやや忙しい印象。

リューベック
→能力は高いが復帰後の内容が物足りない。マイルもやや距離不足。

エアロロノア
→地力あるが久々は割引。開幕週よりも開催後半向き。

ビーアストニッシド
→掛かる面あり現状は1400ｍくらいの方が良さそう。

ノースザワールド
→前走の内容悪くなくマイルへの対応も可能だが、開幕週の馬場は微妙。善戦まで。

アリストテレス
→前走は末脚勝負に徹して脚を使えたがレースに参加していなかった。開幕週のマイルも忙しい。

ボルザコフスキー
→力つけて来ているが、開幕週の京都＆外枠は割引。

エエヤン
→前走ベストコースで最高の競馬。大外枠は割引で、前走以上となると…見せ場まででは。

〜買い方〜

馬券は◎を軸に３連複本線。上手く穴を絡めつつ狙いたい。