本命は、フィニフティ

前走は、出たなりで中団から追走。
直線で少し外に出すと、じわじわ前との差を縮めて、ラスト1Fに入って逃げていたフィニフティに迫ったが3/4馬身差2着。

このレースは1000m57.8秒とペースが流れていたが、ラスト3F12.0-11.5-12.4。
4コーナーから直線に入って少し脚を溜めて絶妙なペースで逃げた勝ち馬に負けたが、この馬は新馬戦勝ち直後の馬。

新馬戦で1000m通過61.4秒で勝った馬が、1000m57.8秒のレースに対応して、あれだけ走れる素質はすごい。

ペースが落ち着いて33秒台の上がり勝負になったら未知数だが、新馬戦でラスト2F11.5-11.6で走れていて、対応できていい。

桜花賞らしくペースが流れてくれたら歓迎で、直線で外から長くいい脚を使って差し切る競馬を期待。



対抗は、ラッキーライラック

前走は、スタート良く、行く馬を先に行かせて離れた3番手から追走。
直線に入るところで外に出して、少し追い出しを待って追い出すと後続に差を縮めさせずに2馬身差勝ち。

阪神JFでは、中団から直線外に出すと、ラップが一番早かった（11.0）のところで2番手まで上がって、そのまま差し切って勝利。

トップスピードの速さとそれを維持できる持続力も見せていたが、変わらずにいい走りを前走見せた。


今回の課題は、最内枠。

ここ2戦はスムーズな競馬で、いい脚を使えたが、この枠だと中団まで下げると捌くのに苦労していい脚を生かせない可能性は上がる。

理想的なのは、遅めの流れで好位にいる形。
その形になれば、早め先頭から押し切れていい。



単穴は、アーモンドアイ

前走は、出遅れて後方から追走。
スローペースで完全に前残りの展開を、外から1頭だけ違う脚で伸びてきて完勝。

ラスト3F12.1-11.7-11.5の加速ラップで、0.3秒差3着だった逃げていた馬もラスト1Fほとんど減速なく走っている。

それを、上がり2位より0.7秒も速い上がりで差し切ったのは強い内容。


トップスピードの速さなら一番と感じるが、出遅れて中団より後ろからになるのは間違いない。

その位置取りでペースが落ち着いてしまって、前で33秒台の上がりを使われると、いい脚を使っても届かないレースになる。

できれば、最速上がりが34秒台になるくらい平均ペース以上流れてくれないと、勝ち切るまでは難しいと考えて、この評価。



4番手に、リリーノーブル

前走は、ラッキーライラックを1馬身外から見ながら追走。
直線に入って先に仕掛けたが逆に差を広げられて、最後少し脚が鈍ってマウレアに差されて3着。

道中少し行きたがるところを見せていたし、スローペースでラッキーライラックより後ろにいて差せる脚はない。


この馬は、上位の上がりを使ってはいるが、トップスピードはそこまで速くない。

前にいてこの馬なりの脚を使って、位置取りの有利さで押し切るのが理想的。

どう乗るかは気になるが、少し上がりのかかる展開を好位から追走していたらチャンスはある。

ただ、スローになればトップスピードの速さ劣り、ペースが流れると持続力がある馬もいて、2,3着のイメージ。