冬開催京都芝1400mは最終追い切り栗東坂路で2F目と3F目区間に1秒以上加速して、3F目と4F目が12.9秒以下の持続ラップが最適。昨年の石清水Sは1着2着がどちらもこの最終追いでしたが、その人気は7番人気と6番人気。まさに調教適性が能力以上の走りをアシストした結果でしょう。
　当然今年も加速からの持続となる最適な最終追い切りを重視。◎ニシノラッシュは区間加速1.5秒で、3F目12.5秒、4F目12.7秒と素晴らしい調教適性。宮本博厩舎へ転厩してからは1勝ですが、それが京都芝1400mの舞台。その時と同じ坂路で追い切り本数多い調教タイプに該当しているという点も高く評価できます。
　○クライムメジャーは前走軽視しましたが、その理由が栗東坂路での最終追い切りで4F目最速を踏んでいなかったこと。今回はきっちりと最速ラップで坂路のダブル最速にも該当。区間加速が1秒に満たなかったことで本命にはしていませんが、それを除けば、ほぼ満点の内容。
　▲エントリーチケットは最終追い切り栗東坂路で区間加速こそ1秒ですが、3F目が13.0秒。4F目が12.4秒で最速ラップ。坂路のダブル最速にも該当しており、3F目のラップだけが本命にしていない理由です。
　△エスティタートは区間加速、持続ラップともに最適調教ですが、追い切り本数が少ない点で評価を下げました。☆レインボーフラッグは昨年の1着2着と同じ標準坂路の調教タイプを評価しています。