＜展開＞
絶対逃げたい馬が不在も、前に行けずに崩れているカルムパシオンが主張してハナ。
ただ、スペルマロンがハナを取りに来たら、テンの脚があり、枠が内のスペルマロンが逃げる展開。
それに続いて、トウカイエントリー、エネスク、フェニックスマークあたりが好位へ。

速いペースにはなりそうになく、平均〜やや遅めの流れを想定。



本命は、フェニックスマーク

前走は、軽く出して行って中団やや前の6番手から追走。
3コーナーからじわっと進出して、直線で外に出すと外の馬と一緒に伸びてきて、坂に入ると外の馬を振り切って1.1/2馬身差で勝利。

このレースは、中盤でペースが流れて（12.3-12.1-12.6）と厳しい流れ。
それを、3コーナーから動いて、マークしていた2番人気の馬との差を広げながらゴールしているので、着差以上に強い内容。


この馬は、新潟で勝ちきれず、中山で勝ち切って、かつ最速上がりから分かるように、厳しいペースで長くいい脚を使って好走するタイプ。

前走の内容から、休んでパワーアップして戻っときたのは、間違いない。
また、まだ成長も期待できる。

中山なら昇級しても全く問題なく、連勝を期待する。



対抗は、イーストオブザサン

前走は、好スタートだったが、前に行く気はなく、控えて後方から追走。
3コーナーから仕掛けて行ったが、4コーナーから直線に入る所でかなり外を走らされて、直線で伸びてはいたが7着まで。

結果的に、位置取りが後ろ過ぎただけで、この馬なりの脚は使っている。


この馬は、瞬発力はあまりないが、長くいい脚で持続力を生かして好走するタイプ。

加古川特別(1000万下)では、ペースが流れてくれて上がりがかかる流れではあったが、クリノリトミシュルを押さえて1600万下も楽に勝てるくらいの好時計で勝利していて、力はある。

ただ、動けない位置に入ったり、外から被されたり、展開不向きだったり、不完全燃焼のレースが多い。

スムーズな競馬ができれば、持続力が生きる中山なのでチャンスはある。



単穴は、ブライトンロック

前走は、中団やや後ろから追走。
3コーナーから進出して、直線に入っても最後までじわじわ伸びてきて4着。

京都や東京のペースの流れた展開で、最速上がりの脚で勝っては来ていたが、重い馬場のペースの流れた展開でもいい脚が使えたのは収穫。

また、使われながらクラス慣れして、着実に力を付けている。

今回は、ペースが少し落ち着きそうだが、地味に展開不向きだったレパードSでも、最速上がりの脚で4着に持ってきていて速い上がりは使える。

前走だけ走れれば、十分上位に来れるし、前走以上の走りを見せれば、勝てていい。



あとは、

昇級して2戦結果が出ていないが、前走の前が不利な流れで2番手からしぶとく粘って0.8秒差の内容は悪くない。
前走よりペースは楽になるので、残り目あっていいスペルマロン

前走は、前有利の展開の助けはあったが、好位から粘って2着。
1000万下の走りから、昇級すると厳しくなると感じていたが、昇給しても相手なりに走れているトウカイエントリー

ここ2戦は、前残りの流れに泣かれた感じの3着。
中山1800mなら展開不向きでも、馬券圏内まで持って来る末脚が戻ってきたクロフネビームス

を、相手に。