<展開>
逃げたいのは、メイショウバッハくらいで、他はセセリ、マッシヴランナーが前に行くくらい。
速くなりそうになく、スロー〜やや遅めの流れを想定。
本命は、カラクプア
前走は、出たなりで内に入れて、中団やや後ろから追走。
残り800mくらいから少し手が動いて、馬群の中からじわじわ伸びてきているが5着まで。
ペースが落ち着いてしまって、馬群の中で追走したので、加速部分で遅れて盛り返すだけになってしまった。
この馬は、平均〜ハイペースで長くいい脚を使って好走するタイプ。
今回も頭数が少なく、メンバーレベルも高くないので、淡々としペースが想定される。
そのなると勝負どころの加速が遅いので、仕掛けるタイミングが重要になる。
その点で、ルメール騎手替わりは面白い。
未勝利戦時代に騎乗経験があり、控える競馬で2着後に、好位から競馬させて5馬身差圧勝させている。
前目の競馬を意識した騎乗が期待できて、長くいい脚を生かせれば、この相手なら勝てていいので期待する。
対抗は、カフェリュウジン
前走は、出遅れて後方からになったが、スローペースの上がり勝負を一旦先頭に立つ見どころのある内容の3着。
ラスト3F12.3-12.5-12.4だったので、差した相手(ヒロブレイブ・マイネルオフィール)が強かったレース。
休み明けから使われながら順調に内容が良くなって来ていて、今回もゆったりしたペースが想定されるのも歓迎。
それに加えて、ハンデ戦で4kg減の53kgになり、騎手はデムーロ騎手になり、分かりやすい勝負の乗り替わり。
前走見せた4コーナーから直線に入った時の加速をここでも出せれば、最後に坂のない京都に変わるのもあり、勝ちきってもいい。
単穴は、シロニイ
前走は、中団の外から追走。
向正面でペースが上がらなかったので、早めに馬群の中から少し位置を上げたが、直線でのスピードについて行けずに6着。
1〜2コーナーでかなり外を走らされて、スローペースの上がり勝負も合わなかった。
この馬は、瞬発力はそこまでないが、スピードに乗るといい脚を長く維持する持続力を生かして好走するタイプ。
今回もペースが上がりそうにないが、京都だと下りで加速の遅さをカバーできている。
差す競馬だと勝つイメージは浮かばないが、積極的な乗り方をすればチャンスはある。
4番手に、ホーリーブレイズ
前走は、中団の内から追走。
3コーナーの加速で少しムチが入ったが、スピードに乗ると問題なく、直線外に出して最後までじわじわ伸びて差し切った。
すっと加速できるタイプではないので、下りから直線に入るのはいいが、坂がないので持続力が最大限行きないというのは少し気になる。
距離短縮で相手も止まりにくくなるので、じわじわ伸びるがやや足りずになりそうなうで、ここまでの評価。
馬券的には、シロニイが人気になると思うので、3着以下になった時においしくなる馬連・3連単にした。