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山崎エリカの予想

11R

カペラS

12月10日(日) 15:20 中山 ダ1200m
予想印
15スノードラゴン(8人気)
6ショコラブラン(10人気)
8ブルドッグボス(2人気)
4ニットウスバル(5人気)
9コーリンベリー(7人気)
12キクノストーム(9人気)
13サイタスリーレッド(3人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

レース結果
着順 馬番 馬名 人気(単勝オッズ)
1 16 ディオスコリダー 4人気(6.6倍)
2 15 スノードラゴン 8人気(17.7倍)
3 8 ブルドッグボス 2人気(5.1倍)
4 10 ドラゴンゲート 11人気(34.9倍)
5 4 ニットウスバル 5人気(8.6倍)
6 12 キクノストーム 9人気(19.1倍)
7 5 モンドクラッセ 16人気(136.9倍)
8 7 ノボバカラ 6人気(12.4倍)
9 2 グレイスフルリープ 13人気(50.6倍)
10 14 ブルミラコロ 1人気(4.5倍)
11 11 ナンチンノン 15人気(70.9倍)
12 3 キタサンサジン 14人気(56.9倍)
13 6 ショコラブラン 10人気(24.8倍)
14 1 キャプテンシップ 12人気(37.1倍)
15 13 サイタスリーレッド 3人気(6.5倍)
16 9 コーリンベリー 7人気(13.6倍)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝(通常)
15
5,000円 払い戻し :5,000円x4.5倍=22,500円
馬連(流し)
15
相手
68913
4通り 各1,000円
馬連(流し)
15
相手
412
2通り 各500円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 収支
22,500円 +12,500円

見解

年末の中山ダ1200m、逃げ馬揃いとなれば、狙うは追い込み一発。

 カペラSは、JRAでは唯一行われるダ1200mの重賞。ゆえに同年のG2〜G3のスプリント戦で結果を出して来た馬や、上り馬が多く集結します。今年もダート路線に転向して破竹の4連勝を決めて、強豪相手のオーバルスプリントを逃げ切り勝ちしたサイタスリーレッド、マイルCS南部杯でコパノリッキー相手に2着と好戦したノボバカラ、さらに地方浦和からはJBCスプリントの3着馬ブルドックボス他、前走オープン勝ちの上がり馬ブルミラコロやニットウスバルなど、豪華メンバー構成です。

 しかし、カペラSが行われる中山ダ1200mは、高低差4.5mのダートコースの頂上に位置する2コーナー奥の芝のポケット地点からのスタート。緩やかに坂を下って行くコースで、最初の3コーナーまでの距離は約502m。芝スタート+下り坂+最初のコーナーまで直線が長く隊列形成がすぐに決まらないとなれば、当然、前半のペースが上がります。しかも、中山は年間を通してもJRAのダ1200mのどのコースよりも上がりタイムを要すのに、年末は特にタフな馬場状態。前崩れの条件が揃ったも同然でしょう。

 実際にこのレースの過去10年を見ても、逃げ切り勝ちを決めたのは後のスプリント王者が制した3年前のダノンレジェンドと昨年のノボバカラの2頭のみ。先行馬の連対も3頭のみで、このレースの連対馬の4分の3が中団以降でレースを進めた馬たち。2008年のビクトリー(1着)、スリーアベニュー(2着)、2012年のシルクフォーチュン(1着)、2013年のスリードラゴン(2着)、2014年のサトノタイガー(2着)、2015年のキクノストーム(1着)など、追い込みが6連対と、逃げ、先行馬以上に活躍しています。

 今年もダ1200m戦らしく、内から今春の東京スプリントを逃げ切り勝ちしているように逃げればしぶといキタサンサジン。ゲートが不安定も二の脚は速いコーリンベリー。さらに前走はダ1600mと使った後の一戦で出脚が悪かったものの、昨年このレースを逃げ切り勝ちしているように、芝スタートだと出脚が速いノボバカラ。他ドラゴンゲート、ナンチンノン。芝スタートだと逃げられるかはともかく、前には出して行きたいサイタスリーレッドと、逃げ馬や逃げたい馬が集った一戦。前半3F33秒台前半レベルのオーバーペースは免れないでしょう。

 そこで今回◎に推したいのは、2013年のこのレースの2着馬で、その後も地方のG3では常に掲示板入りを果たしてきた(15)スノードラゴンを推します。この馬は今夏の北海道スプリント3着以来のダート戦となった前走JBCスプリントで7着も勝ち馬とは0.5秒差。さらに今回は追い込み馬にとっては、絶好枠と言える大外枠。前走は五分のスタートを決めながらも、外から切り込まれて位置取りを下げ、この馬本来の能力を出し切れていないだけに、一発逆転に懸けました。

 ○は、前々走の東京盃で勝ち馬と0.2秒差、今回2番人気のブルドックボスとは0.1秒差の(6)ショコラブラン。前走のオータムリーフSは8着も、前々走で自己ベスト指数をマークした後では仕方なし。今回は前がレースを引っ張ることで、東京盃よりも後方から楽なレースができるはずなので、この馬の巻き返しが怖いです。

 ▲は、前走のJBCスプリントで勝ち馬ニシケンモノノフとタイム差なしの3着と好戦した(8)ブルドックボス。この馬は、この夏に浦和の小久保厩舎に転厩してから本格化。スタート後に躓いた3走前のオーバルスプリントこそサイタスリーレッドにちぎり倒されましたが、それ以外は常に勝ち負けに加われています。前走を大目標とし、結果も出しているだけに今回での余力が気になるところではありますが、今の勢いならそれでも通用する可能性があるので3番手評価としました。

 以下特注馬として、ゲートを決めた昨春の東京スプリントでは、王者ダノンレジェンドやブルドックボス、レーザーバレッドなどの強豪相手に圧勝した(9)コーリンベリー。また、この馬は昨年のこのレースでも前々から3着に粘り込んでいます。休養明けの近2走も、勝ち馬と小差で上々。休養明け3戦目の今回で、この馬のもともとの能力を発揮する出来れば、上位争いに加われるでしょう。

 △には芝では好スタートを決められずにくすぶっていましたが、初めてのダート戦となった7走前で一変し、前々走で重賞ウイナーとなった(13)サイタスリーレッド。この馬は芝が本当に苦手なのか(?)、芝スタートの栗東S、そして前走の室町Sを好スタートを決められていませんが、今回のメンバー相手に逃げて得をすることはないので、今回の芝スタートはかえっていいでしょう。前走の室町Sは自己ベスト指数をマークした後の一戦としてもやや負け過ぎですが、悪条件が重なったのも確か。警戒が必要でしょう。

 あとは直線での捌き方が非常に下手な木幡巧ちゃんに乗り替わりになってしまいましたが、前走オープン勝ちの上がり馬(9)ニットウスバル。上がり馬からは前走・室町Sで自己ベスト指数を大きく更新し、ダメージ懸念のブルミラコロよりも、地道な良化を見せているこの馬を評価しました。

 他では前々走の室町Sでは、ニットウスバルと同タイム4着の(12)キクノストーム。この馬は前走の霜月Sでも4着と上々の走り。この馬は出脚が悪いのが弱点ですが、前が崩れる前提ならば、この出脚が悪さで後方からのレースになることが上手く生かされるでしょう。

指数派
  • 山崎エリカ
  • 売れ筋No.61
  • 回収率TOP55
売り上げ
61
回収率
89%
的中率
55%