１２年９月から施行された「自ブロック制度」の対象は未勝利戦と古馬５００万が対象となっている。同クラスの主場開催においては強い関西馬が遠征するにはフルゲート割れが絶対条件となる。ただし２・３歳限定の５００万は対象外。フルゲートを超える出馬投票があった際は関東馬も関西馬も平等に抽選のふるいに掛けられる。次週・阪神土曜には芝千二の２歳５００万さざんか賞が組まれている。地元戦を待つのもひとつの手だが、早めの関東遠征を決行した方が勝機は高まるはずだ。さざんか賞と同じ芝千二が舞台の当レースに単騎東上がタイセイアベニール。初勝利に５戦を要したが２着時の勝ち馬はデルマキセキ（クローバー賞３着）、リンガラポップ（もみじＳ４着）と強豪揃い。クラス３戦目でのペース慣れを加味すればそろそろ現級突破も期待できる。