◎ハイランドリールの前走・ブリーダーズＣターフ（３着）は勝負所の３〜４角で追い通し。さらに４角で外に膨れ気味になるところを、勝ち馬の☆タリスマニックに内から合わせられて、小回りの米デルマ−競馬場のコース形態に泣いた形。ゴール寸前ではむしろ盛り返しており、良馬場で走る限りはやはり安定している。香港ヴァーズは２年前優勝、昨年２着（勝ち馬サトノクラウン）でコース相性の良さは言うまでもない。週末の香港は天気が崩れる心配はなく、良馬場濃厚。広いシャティンなら器用は必要なく、好位からのロングスパートでケリ。○キセキがどこまでやれるかは興味の的。ただ、これまでの国内での脚質を考えるとハイランドリールよりは後ろの位置取り。果たして差し切るまでは？逆に▲トーセンバジルは京都大賞典（２着）がこれまでにない器用な競馬。前付けできるようなら善戦以上の期待も。