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石橋武の予想

11R

ジャパンC

11月26日(日) 15:40 東京 芝2400m
予想印
1シュヴァルグラン(5人気)
8ソウルスターリング(4人気)
2レイデオロ(2人気)
4キタサンブラック(1人気)
5サウンズオブアース(11人気)
12サトノクラウン(3人気)
13シャケトラ(7人気)
9レインボーライン(8人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

レース結果
着順 馬番 馬名 人気(単勝オッズ)
1 1 シュヴァルグラン 5人気(13.3倍)
2 2 レイデオロ 2人気(3.8倍)
3 4 キタサンブラック 1人気(2.1倍)
4 11 マカヒキ 6人気(15倍)
5 14 アイダホ 10人気(101.2倍)
6 9 レインボーライン 8人気(57.7倍)
7 8 ソウルスターリング 4人気(9.3倍)
8 16 ヤマカツエース 12人気(116.5倍)
9 3 ギニョール 9人気(71.8倍)
10 12 サトノクラウン 3人気(5.7倍)
11 13 シャケトラ 7人気(48.2倍)
12 5 サウンズオブアース 11人気(102倍)
12 10 ブームタイム 16人気(322.5倍)
14 17 ラストインパクト 14人気(270.9倍)
15 6 イキートス 13人気(122.9倍)
16 15 ワンアンドオンリー 15人気(280.8倍)
17 7 ディサイファ 17人気(445.8倍)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝(通常)
1
800円 払い戻し :800円x13.3倍=10,640円
単勝(通常)
8
800円
3連単(フォーメーション)
1着
18
2着
1245891213
3着
1245891213
84通り 各100円 払い戻し 1-2-4:100円x133.4倍=13,340円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 収支
23,980円 +13,980円

見解

「単勝二頭流 勝負予想」

◎シュヴァルグランは、昨年のジャパンCで3着に好走。今年も出走してくる△キタサンブラック、△サウンズオブアースに先着を許したが、同馬は宝塚記念出走の疲れが抜けずに休養が長引き、当初の予定とは違うアルゼンチン共和国杯から中2週の競馬。仕上がり途上での出走となり、またジャパンCでの道中も8枠17番からの出走も影響してスローの展開のなか外々を回される苦しいレースだった。それでもマイペースで逃げ切った△キタサンブラックに迫っており、非常に強い内容だった。東京芝2400mへはそのジャパンCが唯一の出走となるが、中〜超距離に出走したレースのほとんどでメンバー中上位の上がりをマークしているように、緩やかな流れから徐々に加速、さらにその脚を長く持続させる資質に恵まれており、その走りからも東京芝2400mはベストコースと断言する。今年は思惑通りの京都大賞典からの余裕のあるローテーションで、しかも最内枠をゲット。いつものように先行策からロスのない競馬で勝ち負けまで見込める。
一方、人気馬の本命◎ソウルスターリングは、前走の競馬ぶりが圧巻。天皇賞(秋)でも本命に推して、外してしまったのは申し訳ないが、3歳牝馬が道中ぶつけられてスムースさを欠き、さらにロスの多い外々を回らされながら6着にまで差してくるというのは、あの馬場を考えると大げさではなく尋常ではない。私自身、かなり驚いた。適性的にもオークスを楽勝しており、また、桜花賞のトップスピードに乗ったところでゴール、毎日王冠の追い出してからモタつく走りっぷりは、明らかに距離が延びたほうがいいタイプ。この秋の3戦のなかで舞台はベスト。そして調教からもわかるように、体調もベスト。さらに、もともと3歳牝馬に甘いレースで、斤量53キロははやり有利とあれば、この馬で勝負するしかない。
▲レイデオロもダービーで同舞台は攻略済み。秋シーズンも素晴らしいスタートを切って、ここも勝ち負けできるレベルにあるのは間違いない。ただ、重箱の角を突つくような話になるが、緩い流れでしか好走をしていない、澱みのない流れになった皐月賞は5着に負けたという事実は気になるところ。今回、切れ負けするのを嫌う△キタサンブラックが早めに仕掛けたところで、同馬をついて行けるのかどうか。また、前走はたしかにスタートが早く、前につけて強い競馬を見せた。ところが今回は△キタサンブラックの存在があるだけに、まわざわざ競りかけるような真似はしないだろう。差しに回ったときに、内枠があだになる可能性もゼロではない。先述したように能力は認めるが、今回はそれらとオッズとの兼ね合いから▲までとした。
△シャケトラは4歳秋ながら今回がまだ10戦目。キャリアは浅いが、そのぶん伸びしろも大きい。G1ではいまだ好走実績がないものの、2走前の宝塚記念ではスローの上がり勝負のなか、それでも大きく崩れることなく4着。G1でも好勝負できる下地はある。今回、東京コース初挑戦となるが、一瞬の加速ではなく、徐々に加速して長くいい脚を求められるコース(距離)だけに、適性は高い。調教からもようやくながら本格化の兆しが見えており、もともとの素質をフルに活かせる馬体となれば、このメンバーでも好走は可能だ。
△キタサンブラックは、天皇賞(秋)のときにもお伝えした、臨戦過程(調教)の変化がはやり気になる。たしかに天皇賞(秋)はこちらの不安をよそに強い競馬を見せたが、あのパフォーマンス自体、あの道悪だったから、あの異常な時計(2分8秒3)だったからこそ他馬との仕上がり、適性の差をカバーできたと思えるのだ。これまでの実績を考えると他馬との差を埋めるという言い草が失礼なのは承知だが、実際、前走が普通の馬場だったら、出遅れた時点で前が塞がって前に上がれずにアウトという競馬だった。他馬が速い上がりを使えなかったのも同馬にとっては競馬がしやすかったというのもある。そういう意味でも、道悪に助けられたのは事実だ。今回は虜馬場で、切れるタイプも多い。去年のジャパンCほどラクに行かせてもらえるとも思えず、さらに今回も調教は極軽。なんとか有馬記念まで持たせるという内容に終始している。実績を認めつつも△評価とした。

総合派
  • 石橋武
  • 売れ筋No.85
  • 回収率TOP12
売り上げ
85
回収率
125%
的中率
42%