【東京9R】赤松賞(芝1600m)
仮柵:Cコース1週目(野芝約10ー12cm、洋芝12cmー16cm)
《このレースで求められる適性:速力+バラ+変速》
想定ペース:スロー
想定逃げ馬:タイドオーバー
想定番手馬:ミュージアムヒル
印 馬名 騎 調 速力 機動 バラ 変速
△01 ナラトゥリス C C 6 6 5 6
02 コンダクトレス B C 9 8 9 9
03 バトルガラクシア C B 8 3 6 5
○04 ミュージアムヒル C C 4 1 2 3
▲05 ノーブルアース C A 2 4 1 2
06 タイドオーバー C E 7 2 3 1
△07 レッドサクヤ A S 1 5 8 8
△08 ウラヌスチャーム B B 5 9 4 7
◎09 マウレア S B 3 7 7 4
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★夏目式オリジナル馬柱の見方★
騎……騎手の直近6か月実績。S、A→Eの6段階
厩……厩舎の直近6か月実績。S、A→Fの7段階
[競走能力順位]
速力……スピード・コース適性をポイント化した、競走能力値。その馬が持つ競走能力のベースとなる
[ラップ適性順位]
機動……3コーナーからゴールまでに他馬に追い抜かれないラップに対する適性
前半3ハロンでスピードを出すレースに適性がある
バラ……機動力と変速率双方を求められるラップに対する適性
中盤を含めたレース全体でスピードを持続させるレースに適性がある
変速……3コーナーからゴールまでに他馬を追い抜くラップに対する適性
上がりでスピードを出すレースに適性がある
※各項目の数字は順位、小さい方が相対的に上位評価
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2歳牝馬のクラシックへの登竜門。
今年は9頭と少頭数で、逃げて勝ってきている馬もいないので、まず間違いなくスローからの上がり勝負。
土曜日の古馬牝馬限定戦でも、上がりの速い馬に逃げた馬が1頭粘って馬券に絡むという決着だったように、前で残る馬1頭は要注意です。
◎マウレア
スローだったため、全体の走破タイムは平凡でしたが、レースの上がり3ハロン(11.7ー11.3ー11.5)は優秀。
父ディープインパクトにストームキャットという、いわゆる東京のスロー向きの成功配合で、まずここは順当に勝ち負けになるとみています。
◯ミュージアムヒル
押し出されるようにタイドオーバーかこの馬が逃げる形が濃厚ですが。
この馬は前半区間のラップの速さで逃げたとしても、3戦連続で上がり1、2位をマークしているように、きっちり速い上がりにも対応出来るタイプ。
ただ上がり順位自体は上位のラップをマークするものの、瞬発力で一気に加速するというよりジリジリと伸びるタイプで、本質的には前へ行って早めにスピードを上げていくレースが合っているタイプなのでしょう。
中山マイルのフェアリーSを好走しそうなタイプです。
▲ノーブルアース
新馬戦は道悪の新潟芝1600m外で、レース上がり(11.8ー11.1ー11.7)を楽に抜け出して楽勝。
道悪が巧そうな血統背景なので、前走よりはパフォーマンスを落とす可能性はありますが、それでも上がりの瞬発力はこの相手でも上位という評価なので、勝ち負けに加わる可能性は十分です。